特許
J-GLOBAL ID:200903081576711960 作業機の干渉防止装置
発明者:
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出願人/特許権者: 代理人 (1件):
武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169612
公開番号(公開出願番号):特開平8-035239
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 運転室が移動した場合には自動的に侵入禁止領域を補正し、作業機と運転室との接触事故を確実に防止できる作業機の干渉防止装置を提供する。【構成】 作業機6を構成するブーム3とアーム4およびバケット5の所定位置にモニタポイントMを設定し、作業機6の操作時に、マイクロコンピュータ30はモニタポイントMの現在座標を演算し、このモニタポイントMの現在座標と運転室2aの周囲に設定された侵入禁止領域との距離に応じて減速の度合いKを求め、このKの値を現在のアクチュエータの動作速度に乗じて該アクチュエータを減速または停止し、作業範囲を制限制御する。また、このように作業範囲を制限制御しながら作業を行っている最中に、スライドシリンダ32によって運転室2aが前後方向に移動すると、マイクロコンピュータ30は、ストロークセンサ35から検出されるスライドシリンダ32のスライド量に応じて、既に設定された侵入禁止領域の補正を行い、移動後の運転室2aの周囲に補正後の侵入禁止領域を設定する。
請求項(抜粋):
移動可能な運転室を有する本体と、この本体に回転可能に連結された複数の関節形可動部からなる作業機と、この作業機の位置を検出する位置検出手段とを備え、前記作業機が前記運転室の周囲に設定された侵入禁止領域に到達したとき、該作業機が前記運転室と干渉する方向への動作を禁止するようにした作業機の干渉防止装置において、前記運転室の前記本体に対する移動量を検出する検出装置を備え、この検出装置の検出結果に基づいて前記干渉防止領域を補正することを特徴とする作業機の干渉防止装置。
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