特許
J-GLOBAL ID:200903082053443607

光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-386293
公開番号(公開出願番号):特開2005-149626
出願日: 2003年11月17日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【目的】2つの回折次数の回折光により、3つの波長の光に係る使用光を得るようにし、さらに、3つの波長の光に係る作動距離のうち最小の値、および対物レンズの中心厚を規定することで、3つの波長の光のいずれについても、回折効率を高めつつ、良好なフォーカシングおよびトラッキング機能を発揮させる。【構成】対物レンズ8において、光源側の面には回折光学面が、記録媒体側の面には非球面が形成される。AOD9a、DVD9bが選択される際には平行光が、CD9cが選択される際には発散光が、各々入射し、AOD9aに対し2次回折光が、DVD9b、CD9cに対し1次回折光が、各々出射される。また、次式を満足する。WDs/f≧0.46(1)、t/f≦0.70(2):WDsは対物レンズ8の各波長の光に係る作動距離のうち最短のもの、fは最も短い波長の光に対する焦点距離、tはレンズ中心厚【選択図】 図1
請求項(抜粋):
情報の記録または再生がなされる際に、厚みT1からなる保護層を有する第1の光記録媒体に対しては、波長が第1波長λ1とされた使用光を、厚みT2からなる保護層を有する第2の光記録媒体に対しては、波長が第2波長λ2(ただし、λ1<λ2)とされた使用光を、厚みT3からなる保護層を有する第3の光記録媒体に対しては、波長が第3波長λ3(ただし、λ2<λ3)とされた使用光を、各々所定の位置に収束させるための光記録媒体用対物レンズにおいて、 前記第1の光記録媒体および前記第2の光記録媒体については無限共役、前記第3の光記録媒体については有限共役で用いられるように配設され、 少なくとも一方のレンズ面を回折光学面とした単レンズからなり、 前記回折光学面は、前記3つの波長のうち所定の2つの波長の光に対しては最も効率の高くなる回折次数が互いに同一であり、かつその余の1つの波長の光に対しては最も効率の高くなる回折次数が前記所定の2つの波長の光とは互いに異なる回折次数となるように構成され、 下記条件式(1)および(2)を満足することを特徴とする光記録媒体用対物レンズ。 WDs/f≧0.46・・・(1) t/f≦0.70・・・(2) ただし、 WDs 前記各波長の光の各々に対応する対物レンズの作動距離のうち、最も短い作動距離 f 前記各波長のうち最も短い波長の光に対する焦点距離 t 対物レンズの中心厚
IPC (4件):
G11B7/135 ,  G02B5/18 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
FI (5件):
G11B7/135 A ,  G11B7/135 Z ,  G02B5/18 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
Fターム (32件):
2H049AA04 ,  2H049AA18 ,  2H049AA53 ,  2H049AA57 ,  2H049AA63 ,  2H049AA64 ,  2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087NA14 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA42 ,  2H087RA46 ,  2H087UA01 ,  5D789AA41 ,  5D789AA43 ,  5D789BA01 ,  5D789BB01 ,  5D789BB04 ,  5D789EC45 ,  5D789EC47 ,  5D789FA08 ,  5D789JA44 ,  5D789JB01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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