特許
J-GLOBAL ID:200903082154396731

移動体パケット通信システムの通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-060358
公開番号(公開出願番号):特開2003-259455
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月12日
要約:
【要約】【課題】 高速移動中の移動端末にも、情報パケットを確実に配信する。【解決手段】 ネットワーク接続された多数の基地局を、近隣地区ごとにグループ分けする。グループYに所属する基地局y2のエリアに移動端末mがいる場合、ホーム基地局x1に気付アドレスy2を登録しておく。移動端末m宛のパケットP1がホーム基地局x1に届いた場合、パケットP1の複製を2つ作成し、合計3個のパケットP1を、それぞれカプセル化することにより、パケットP2,P3,P4を作成し、気付アドレスy2と同一グループYに所属する全基地局y1,y2,y3へ転送する。移動端末mには、基地局y1,y2,y3のすべてから、同一のパケットP1が配信されるので、高速移動中であっても、グループY内のいずれか1つの基地局からのパケットを受け取ることができる。
請求項(抜粋):
互いにネットワークにより接続された多数の基地局と、これら基地局に対して無線によりパケット通信を行う機能を有する多数の移動端末と、によって構成された移動体パケット通信システムにおける通信方法であって、各移動端末に対して、それぞれ所定の基地局をホーム基地局として設定し、当該ホーム基地局を窓口とする所定のアドレスを付与し、互いに地理的近傍位置に配置された複数の基地局を1つのグループと定義することにより、前記多数の基地局を複数のグループに分類し、各移動端末には、通信時において、良好な通信環境が得られる特定の基地局を1つ選択し、この選択した基地局との間で交信を行う機能をもたせ、この移動端末による選択により、ホーム基地局以外の基地局が選択された場合には、当該移動端末について、当該選択された基地局を転送先として示す気付アドレスがホーム基地局に登録されるようにし、各基地局には、(a) 自己をホーム基地局とする移動端末宛のパケットが届き、かつ、当該移動端末について気付アドレスの登録が行われていない場合には、当該移動端末に対して当該パケットを無線送信する処理を行わせ、(b) 自己をホーム基地局とする移動端末宛のパケットが届き、かつ、当該移動端末について気付アドレスの登録が行われていた場合には、当該気付アドレスによって示される気付先基地局に対して当該パケットを転送するとともに、当該気付先基地局と同一のグループに所属する基地局に対して当該パケットの複製を転送する処理を行わせ、(c) 別な基地局から所定の移動端末宛のパケットが転送されてきた場合には、当該移動端末に対して当該パケットを無線送信する処理を行わせることを特徴とする移動体パケット通信システムにおける通信方法。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04L 12/28 300 ,  H04Q 7/22
FI (3件):
H04L 12/28 300 A ,  H04B 7/26 109 M ,  H04B 7/26 107
Fターム (21件):
5K033AA01 ,  5K033CB01 ,  5K033CC01 ,  5K033DA02 ,  5K033DA05 ,  5K033DA17 ,  5K033EC02 ,  5K033EC03 ,  5K067AA21 ,  5K067BB04 ,  5K067BB21 ,  5K067CC08 ,  5K067DD11 ,  5K067DD36 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE23 ,  5K067JJ62 ,  5K067JJ68 ,  5K067JJ71 ,  5K067JJ78
引用特許:
審査官引用 (7件)
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