特許
J-GLOBAL ID:200903082494900329

クロマトグラフ質量分析用データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-027476
公開番号(公開出願番号):特開2005-221276
出願日: 2004年02月04日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 マススペクトル中のバックグラウンドやノイズによるピークを除去して解析処理を行い易い良好なマススペクトルを得る。 【解決手段】 目的物質のマススペクトルに現れる全てのピークの質量数についてマスクロマトグラムを作成し(S1、S2)、目的物質の保持時間に対し所定の時間幅を設定してピーク検出を実行する(S3)。見つかった各ピークのS/N比を計算して判定閾値と比較し、判定閾値未満のピークはバックグラウンド/ノイズであると判断する(S4、S5)。こうしてシグナルであると判定されたピークの質量数のみを選定しマススペクトルを再び作成する(S6)。このようにしてバックグラウンドやノイズに由来するピークを的確に除去するとともに、目的物質由来のピークを誤って除去してしまうことも軽減できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
測定対象物をクロマトグラフ質量分析して収集されたデータを処理するクロマトグラフ質量分析用データ処理装置において、 a)所定の経過時間におけるマススペクトルを作成するマススペクトル作成手段と、 b)該マススペクトルに出現している各ピークについて、それぞれの質量数のマスクロマトグラムを取得するマスクロマトグラム取得手段と、 c)各マスクロマトグラムにおいて前記所定の経過時間近傍の範囲でクロマトグラムピークを検出するピーク検出手段と、 d)検出された各クロマトグラムピークのS/N比を計算するS/N比算出手段と、 e)算出されたS/N比を所定の閾値と比較することにより有意なクロマトグラムピークであるか否かを判断するピーク判別手段と、 f)有意と判断されたクロマトグラムピークを持つ質量数を選択して、該質量数のピークのみを含むマススペクトルを作成するマススペクトル再構成手段と、 を備えることを特徴とするクロマトグラフ質量分析用データ処理装置。
IPC (3件):
G01N30/86 ,  G01N27/62 ,  G01N30/72
FI (7件):
G01N30/86 P ,  G01N30/86 L ,  G01N27/62 C ,  G01N27/62 D ,  G01N27/62 X ,  G01N30/72 A ,  G01N30/72 C
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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