特許
J-GLOBAL ID:200903082762954755

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356974
公開番号(公開出願番号):特開平11-189139
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 アンチスキッド制御が同時に行われた場合にも、ブレーキアシスト制御を適切に行うと共に液圧ポンプによりリザーバ内のブレーキ液を適宜汲み出し得ること。【解決手段】 主液圧路MFを開閉する第1の開閉弁SCと、第1の開閉弁とホイールシリンダWfrとの間に吐出側を接続しホイールシリンダに対し昇圧したブレーキ液を吐出する液圧ポンプHP1と、液圧ポンプの吸入側をマスタシリンダに接続する補助液圧路Mfcと、補助液圧路を開閉する第2の開閉弁SI1と、マスタシリンダ液圧を検出する液圧センサPSとを備える。そして、液圧センサの検出結果に基づき第1及び第2の開閉弁並びに液圧ポンプを制御してホイールシリンダ液圧がマスタシリンダ液圧よりも大となるようにブレーキアシスト制御を行う。更に、ブレーキアシスト制御中にマスタシリンダの出力液圧に対応する車両減速度が路面摩擦係数のピーク付近のブレーキ液圧に対応する車両減速度を越えた場合、第2の開閉弁を閉位置に制御する。
請求項(抜粋):
車両の車輪に装着され制動力を付与するホイールシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じて液圧を生成するマスタシリンダと、前記マスタシリンダを前記ホイールシリンダに接続する主液圧路と、前記主液圧路に配設され前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を調整するモジュレータと、前記モジュレータを介して前記ホイールシリンダに接続されるリザーバと、前記マスタシリンダ及び前記モジュレータ間の前記主液圧路を開閉する第1の開閉弁と、前記リザーバに吸入側を接続すると共に前記第1の開閉弁と前記ホイールシリンダとの間に吐出側を接続し、前記ホイールシリンダに対し昇圧したブレーキ液を吐出する液圧ポンプと、前記液圧ポンプの吸入側を前記マスタシリンダに接続する補助液圧路と、前記補助液圧路を開閉する第2の開閉弁と、前記マスタシリンダの出力液圧を検出する液圧検出手段と、前記液圧検出手段の検出結果に基づき前記第1及び第2の開閉弁並びに前記液圧ポンプを制御し前記ホイールシリンダの液圧が前記マスタシリンダの出力液圧よりも大となるようにブレーキアシスト制御を行う制動制御手段とを備えた車両の制動制御装置において、前記制動制御手段は、ブレーキアシスト制御中に前記マスタシリンダの出力液圧又はそれに対応する値が路面摩擦係数のピーク付近のブレーキ液圧又はそれに対応する値を越えた場合、前記第2の開閉弁を閉位置に制御することを特徴とする車両の制動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  B60T 13/66
FI (2件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 13/66 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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