特許
J-GLOBAL ID:200903082902563786

流体式トルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-100566
公開番号(公開出願番号):特開2007-271053
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】ロックアップ機構のロックアップ解消時に効率良く各摩擦係合板を冷却できる一方、そのロックアップ解消状態からロックアップ状態への移行を速やかに行うことができる流体式トルク伝達装置を提供する。【解決手段】トルクコンバータ14は、コンバータハウジング17とポンプインペラ18とタービンランナ23とを備え、該タービンランナ23とコンバータハウジング17との間には、ロックアップ機構27が設けられている。ロックアップ機構27は、タービンランナ23とコンバータハウジング17との間を流動するATFの油圧変動に基づき移動するピストン28と、コンバータハウジング17に支持される複数のドリブンプレート32と、ピストン28に支持される複数のドライブプレート35とを備える。また、ピストン28には、ピストン28に対してエンジンが配置された側と変速機構が配置された側とを連通させる貫通孔33が形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動源から延設された出力軸に連結されるコンバータハウジングと、該コンバータハウジングに連結されたポンプインペラと、変速機構から前記出力軸と同一軸線上に延設された入力軸に前記ポンプインペラと対向するようにして連結されたタービンランナと、該タービンランナと前記コンバータハウジングとの間に位置してクラッチ作動することにより前記出力軸と前記入力軸とを直結可能なロックアップ機構とを備える流体式トルク伝達装置において、 前記ロックアップ機構を、前記コンバータハウジングと共に回転する第1摩擦係合板と、前記タービンランナと共に回転する第2摩擦係合板と、前記コンバータハウジングと前記タービンランナとの間を流動する作動油の油圧変動に基づき前記軸線方向に沿って移動して第1摩擦係合板と第2摩擦係合板を係合および解放するピストンとを含んで構成すると共に、前記コンバータハウジングと前記ピストンとの間に配設し、 前記ピストンが前記各摩擦係合板に押圧力を付与する状態となる場合には前記ピストンから見て前記各摩擦係合板が配置された側のクラッチ領域内から該クラッチ領域外に作動油を流出させる一方、前記ピストンが前記各摩擦係合板に押圧力を付与しない状態となる場合には前記クラッチ領域内に該クラッチ領域外から作動油を流入させる作動油流通手段を、前記軸線を中心とする径方向において前記各摩擦係合板と対応した位置に備えた流体式トルク伝達装置。
IPC (1件):
F16H 45/02
FI (1件):
F16H45/02 X
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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