特許
J-GLOBAL ID:200903083158542771

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068605
公開番号(公開出願番号):特開平10-258632
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 乗員が車室内の除湿暖房を希望している時に、除湿暖房モードと外気暖房モードとの選択条件を最適化することにより、エバポレータ24の着霜を防止しながら、車室内の暖房気味除湿を継続することのできる電気自動車用のエアコンユニット1を提供する。【解決手段】 DEFスイッチが押されている時に、エバ後温度TEが、エバポレータ24の着霜限界温度(例えば2°C)よりも低下しない限り、室外熱交換器23とエバポレータ24とを並列して蒸発器として運転する除湿暖房モードから室外熱交換器23を蒸発器として単独運転する外気暖房モードに切り替えられないので、外気温度に応じて切替条件を設定しているエアコンユニットと比較して、エバポレータ24が着霜する限界まで、フロント窓ガラスの曇りを除去するため、車室内を暖房気味除湿できる。
請求項(抜粋):
(a)車室内へ向かって空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室内へ送風する送風機と、(c)冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、加熱用室内熱交換器、減圧手段、冷却用室内熱交換器の順に流して前記冷媒圧縮機に戻す除湿暖房モード用循環回路と、(d)冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記加熱用室内熱交換器、前記減圧手段、室外熱交換器の順に流して前記冷媒圧縮機に戻す外気暖房モード用循環回路と、(e)少なくとも前記除湿暖房モード用循環回路または前記外気暖房モード用循環回路のいずれかの循環回路に切り替える循環回路切替手段と、(f)車室内の除湿を希望する除湿モード設定手段と、(g)前記冷却用室内熱交換器の温度を検出する蒸発器温度検出手段と、(h)前記除湿モード設定手段により車室内の除湿が希望されている時に、前記蒸発器温度検出手段で検出した前記冷却用室内熱交換器の温度が、前記冷却用室内熱交換器の着霜限界温度以上の場合は、前記除湿暖房モード用循環回路に切り替えるように前記循環回路切替手段を制御し、前記蒸発器温度検出手段で検出した前記冷却用室内熱交換器の温度が前記着霜限界温度よりも低い場合は、前記外気暖房モード用循環回路に切り替えるように前記循環回路切替手段を制御する空調制御装置とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 624 ,  B60H 1/22 ,  F25B 29/00 401
FI (3件):
B60H 1/32 624 Z ,  B60H 1/22 ,  F25B 29/00 401
引用特許:
審査官引用 (7件)
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