特許
J-GLOBAL ID:200903083371019403
プリズムおよび分光器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-290689
公開番号(公開出願番号):特開2007-101824
出願日: 2005年10月04日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】一般的な用途に適用可能な温度無依存型の(アサーマル化した)プリズムを提供する。【解決手段】本発明に係るアサーマルプリズム1は、光が透過可能な第1透過面21および、この第1透過面21に対し傾斜して設けられて光が透過可能な第2透過面22を有する第1偏角プリズム2と、光が透過可能な第3透過面31および、この第3透過面31に対し傾斜して設けられて光が透過可能な第4透過面32を有し、第1偏角プリズム2の屈折率と異なる屈折率を有する第2偏角プリズム3とを備え、次式τ3=-tan-1{(Ccosε2+sinτ2)/(Csinε2-cosτ2)}の関係を満たすように構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光が透過可能な第1透過面および、前記第1透過面に対し傾斜して設けられて光が透過可能な第2透過面を有する第1偏角プリズムと、
光が透過可能な第3透過面および、前記第3透過面に対し傾斜して設けられて光が透過可能な第4透過面を有し、前記第1偏角プリズムの屈折率と異なる屈折率を有する第2偏角プリズムとを備え、
前記第2透過面と前記第3透過面とが接触した状態で前記第1偏角プリズムと前記第2偏角プリズムとが接合され、前記第1透過面、前記第2透過面、前記第3透過面、および前記第4透過面が所定の同一平面に対してそれぞれ垂直となるように構成されたプリズムであって、
所定の基準波長を有する光における前記第1偏角プリズムの屈折率をn1とし、前記基準波長を有する光における前記第2偏角プリズムの屈折率をn2とし、前記プリズムおよびプリズム周辺の温度をTとし、外部から前記第1偏角プリズムの前記第1透過面へ入射する入射光線と外部から前記第1透過面を透過して屈折した光線とがなす角度をε1とし、前記入射光線と前記第1偏角プリズム内から前記第2透過面および前記第3透過面を透過して屈折した光線とがなす角度をε2とし、前記入射光線と前記第2偏角プリズム内から前記第4透過面を透過して屈折した光線とがなす角度をε3とし、前記入射光線と前記第1透過面における法線とがなす角度をτ1とし、前記入射光線と前記第2透過面および前記第3透過面における法線とがなす角度をτ2とし、前記入射光線と前記第4透過面における法線とがなす角度をτ3とし、さらに角度ε1〜ε3およびτ1〜τ3は前記入射光線を起点として計り、符号は反時計回りを正とすると、次式
τ3=-tan-1{(Ccosε2+sinτ2)/(Csinε2-cosτ2)}
ただし、
C=-{(∂n1/∂T)sin(τ2-τ1)}/{(∂n2/∂T)cos(ε1-τ1)}
の関係を満たすことを特徴とするプリズム。
IPC (3件):
G02B 5/04
, G02B 5/30
, G01J 3/02
FI (4件):
G02B5/04 C
, G02B5/30
, G02B5/04 A
, G01J3/02 C
Fターム (9件):
2G020CC02
, 2G020CC32
, 2H042CA07
, 2H042CA14
, 2H042CA17
, 2H049BA05
, 2H049BA43
, 2H049BB00
, 2H049BC21
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
エキシマレーザ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-289524
出願人:株式会社ウシオ総合技術研究所, 日本電気株式会社
審査官引用 (7件)
-
分光装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-118064
出願人:横河電機株式会社
-
光ヘッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-256368
出願人:オリンパス光学工業株式会社
-
直視分光器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-178308
出願人:株式会社島津製作所
-
特開昭61-217002
-
特開昭63-197902
-
プリズム及び光ピックアップ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-119090
出願人:株式会社リコー
-
特開平2-093501
全件表示
前のページに戻る