特許
J-GLOBAL ID:200903083556472465

鉄鋼材料の真空浸炭方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤木 誠一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-401001
公開番号(公開出願番号):特開2002-194526
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 従来の鉄鋼材料の真空浸炭においては、煤の発生を抑制するためにプロパンガスを用いて1kPa以下の圧力で処理する方法や、エチレンガスやアセチレンガスを用いて10kPa以下の圧力で処理する方法があったが、プロパンガスを用いた処理方法では未貫通孔のある、または凹凸のある鉄鋼材料を均一に浸炭できず、アセチレンガスやエチレンガスを用いた処理方法では高価なアセチレンガスやエチレンガスを多量に用いる必要があるという欠点があった。【解決手段】 本発明においては、上記浸炭用ガスとしてプロパンガスとアセチレンガスの混合ガスを使用するとともに、上記加熱炉内の圧力を0.05〜3kPaの真空状態として浸炭処理を行う。また、上記浸炭ガスを加熱炉内にパルス状に導入する。また、上記加熱炉内に浸炭ガスを導入することにおいて、上記プロパンガスを上記加熱炉内に定量導入し、上記アセチレンガスを上記加熱炉内にパルス状に導入する。上記混合ガスに対するアセチレンガスの比率が5%以上50%以下である。
請求項(抜粋):
鉄鋼材料を加熱炉内で加熱するとともに、上記加熱炉内に浸炭用ガスを供給し、ガス圧力を調整しながら浸炭処理を行う真空浸炭方法において、上記浸炭用ガスとしてプロパンガスとアセチレンガスを使用するとともに、上記加熱炉内の圧力を0.05〜3kPaとして浸炭処理を行うことを特徴とする鉄鋼材料の真空浸炭方法。
IPC (4件):
C23C 8/22 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/76 ,  C21D 1/773
FI (4件):
C23C 8/22 ,  C21D 1/06 A ,  C21D 1/76 L ,  C21D 1/773 J
Fターム (3件):
4K028AA01 ,  4K028AC03 ,  4K028AC08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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