特許
J-GLOBAL ID:200903084094363963

雑音除去装置、及び音声認識装置、並びにカーナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-002387
公開番号(公開出願番号):特開2005-195895
出願日: 2004年01月07日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】 多チャンネル再生を行うオーディオ機器の再生音に関する雑音成分をマイクロフォンの入力信号から除去する雑音除去装置において、雑音除去性能を向上させること。【解決手段】 オーディオキャンセラ20は、各チャンネルのオーディオ信号XL(t),XR(t)を取得し、これをフィルタ係数WL[k],WR[k]にて畳み込み演算することにより、適応フィルタ23L,23Rにて雑音除去信号UL(t),UR(t)を生成する。加算部21は、マイクロフォンの入力信号XM(t)と、UL(t)とUR(t)とを加算して、雑音成分を信号XM(t)から除去し、雑音除去後の信号U(t)を出力する。非線形変換部27L,27Rは、その信号U(t)を非線形変換する。また、各フィルタ学習部25L,25Rは、非線形変換後の信号f(U(t))に基づいて、次に設定すべきフィルタ係数FL[k],FR[k]を算出する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
音響の多チャンネル再生を行うオーディオ機器から各チャンネルのオーディオ信号を取得し、該各チャンネルのオーディオ信号に基づき、マイクロフォンから入力される音声信号から、前記オーディオ機器の再生音に関する雑音成分を除去する雑音除去装置であって、 各チャンネル毎の雑音除去信号生成手段と、 該各雑音除去信号生成手段が生成した雑音除去信号を用いて、前記マイクロフォンから入力される音声信号に含まれる雑音成分を除去し、その雑音除去後の音声信号を出力する除去出力手段と、 該除去出力手段が出力する音声信号を、非線形変換する変換手段と、 を備え、 前記各雑音除去信号生成手段は、 自身に割り当てられたチャンネルのオーディオ信号を、前記オーディオ機器から取得するオーディオ信号取得手段と、 該オーディオ信号取得手段が取得した前記オーディオ信号を、予め設定されたフィルタ係数に従い濾波することで、前記雑音成分を除去するための雑音除去信号を生成する濾波手段と、 前記変換手段による非線形変換後の前記音声信号と、前記オーディオ信号取得手段が取得したオーディオ信号と、に基づき、前記濾波手段に設定されたフィルタ係数を更新する係数更新手段と、 を備えることを特徴とする雑音除去装置。
IPC (8件):
G10L21/02 ,  G01C21/00 ,  G08G1/0969 ,  G10L15/00 ,  G10L15/20 ,  G10L15/28 ,  H04R3/00 ,  H04R3/02
FI (9件):
G10L3/02 301F ,  G01C21/00 A ,  G08G1/0969 ,  H04R3/00 320 ,  H04R3/02 ,  G10L3/00 551G ,  G10L3/00 571K ,  G10L3/00 551Q ,  G10L3/02 301C
Fターム (19件):
2F029AA02 ,  2F029AB13 ,  2F029AC09 ,  2F029AC14 ,  2F029AC18 ,  5D015AA01 ,  5D015BB02 ,  5D015CC01 ,  5D015DD02 ,  5D015EE05 ,  5D015KK02 ,  5D015LL10 ,  5D020BB07 ,  5D020CC06 ,  5H180AA01 ,  5H180FF22 ,  5H180FF25 ,  5H180FF35 ,  5H180FF38
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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