特許
J-GLOBAL ID:200903084580233923

異言語間対話処理方法およびその装置、ならびにそのプログラムと記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯村 雅俊 ,  渡邉 昌幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-375204
公開番号(公開出願番号):特開2005-004716
出願日: 2003年11月05日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】必ずしも常に正しい結果を出力するとは限らない現状の技術レベルの音声認識や機械翻訳などの技術を用いて、異なる言語による意思疎通を実現する。【解決手段】対話制御部30が対話者A,Bの発話の理解結果を確認しながら対話の制御を行う。記憶部40に予め記憶した対話シナリオを参照することで、発話した対話者AまたはBに発話理解結果の確認を行うか、他方の対話者BまたはAに対する応答をするか、の判断を行う。つまり、発話した対話者とは異なる他方の対話者に、他方の対話者が使用する言語で正しく応答可能と判断できる場合を対話シナリオで指定し、その場合に相当すれば、発話した対話者とは異なる他方の対話者に、他方の対話者が使用する言語で指定された応答内容を伝達する。 対話シナリオごとに、定型対話文データを記憶部50に登録しておく。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
それぞれ異なる言語を使用する利用者により対話を行うための複数の端末部を対話制御部を介して接続し、該対話制御部により端末部の利用者間の意思疎通を図る異言語間対話処理方法であって、 第1の対話者が第1の言語で第1の端末部を介して発話した文を音声認識部により認識し、発話された文の内容を発話理解部により理解し、 該対話制御部において、予め記憶した対話シナリオを参照し、前記発話を理解した結果により、(1)第1の対話者が利用する第1の端末部に対する応答内容を決定し、該応答内容を第1の言語で該端末部に伝達するか、あるいは、(2)第2の対話者が利用する第2の端末部に対する応答内容を決定し、該応答内容を第2の言語で該端末部に伝達するか、あるいは、(3)対話を終了するか、のいずれかを選択実行する第1のステップと、 前記(1)の場合には、第1の対話者の第1の端末部に、応答内容に対する発話を求め、前記第1のステップを繰り返し実行し、前記(2)の場合には、第2の対話者が利用する第2の端末部に応答内容に対する発話を求める第2のステップと、 第2の対話者が第2の言語で第2の端末部を介して発話した場合、発話した発話内容を音声認識部により認識し、該発話の内容を発話理解部により理解し、 該対話制御部において、予め記憶した対話シナリオを参照し、該発話を理解した結果により、(1’)第2の対話者が利用する第2の端末部に対する応答内容を決定し、該応答内容を第2の言語で該端末部に伝達するか、あるいは、(2’)第1の対話者が利用する第1の端末部に対する応答内容を決定し、該応答内容を第1の言語で該端末部に伝達するか、あるいは、(3’)対話を終了するか、のいずれかを選択実行する第3のステップと、 前記(1’)の場合には、第2の対話者が利用する第2の端末部に、応答内容に対する発話を求め、前記第3のステップを繰り返し実行し、前記(2’)の場合には、第1の対話者が利用する第1の端末部に、応答内容に対する発話を求め、前記第1のステップを繰り返し実行する第4のステップと を有することを特徴とする異言語間対話処理方法。
IPC (6件):
G06F17/27 ,  G10L15/00 ,  G10L15/08 ,  G10L15/10 ,  G10L15/18 ,  G10L15/22
FI (5件):
G06F17/27 Z ,  G10L3/00 571U ,  G10L3/00 551C ,  G10L3/00 531W ,  G10L3/00 537Z
Fターム (9件):
5B091AA04 ,  5B091BA04 ,  5B091CB12 ,  5B091CB32 ,  5D015AA05 ,  5D015AA06 ,  5D015KK04 ,  5D015LL02 ,  5D015LL06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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