ハイブリッド多糖系キャリアーを用いる核酸類の導入方法。

発明者： , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：筒井知
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-252009
公開番号（公開出願番号）：特開2006-069913
出願日： 2004年08月31日
公開日（公表日）： 2006年03月16日
要約：

【課題】生体に対する安全性が高く、標的細胞への核酸のトランスフェクション能の向上した新しい技術を提供する。【解決手段】細胞膜透過性官能基(例えば、ガラクトース、グルコースなど)と脂質膜撹乱性官能基(例えば、ポリエチレングリコール、シクロデキストリンなど)とを併有するβ-1,3-グルカン、または、細胞膜透過性官能基を有するβ-1,3-グルカンおよび脂質膜撹乱性官能基を有するβ-1,3-グルカンを非プロトン性極性溶剤またはアルカリ性溶剤に溶解した後、前記被導入核酸と水の存在下に混合することによって該核酸とβ-1,3-グルカンとから成る複合体を形成させ、この複合体を標的細胞に投与することを特徴とする方法。【選択図】図11

請求項（抜粋）：

標的細胞に核酸を導入する方法であって、細胞膜透過性官能基と脂質膜撹乱性官能基とを併有するβ-1,3-グルカン、または、細胞膜透過性官能基を有するβ-1,3-グルカンおよび脂質膜撹乱性官能基を有するβ-1,3-グルカンを非プロトン性極性溶剤またはアルカリ性溶剤に溶解した後、前記被導入核酸と水の存在下に混合することによって該核酸とβ-1,3-グルカンとから成る複合体を形成させ、この複合体を標的細胞に投与することを特徴とする方法。

IPC (6件)：

A61K 48/00 , A61K 31/711 , A61K 47/36 , A61K 47/40 , A61K 47/48 , C12N 15/09

FI (6件)：

A61K48/00 , A61K31/711 , A61K47/36 , A61K47/40 , A61K47/48 , C12N15/00 A

Fターム (23件)：

4B024AA01 , 4B024CA05 , 4B024CA11 , 4B024FA11 , 4B024HA17 , 4C076AA95 , 4C076CC41 , 4C076CC47 , 4C076CC50 , 4C076DD67 , 4C076DD70 , 4C076EE23 , 4C076EE30 , 4C076EE39 , 4C076EE41 , 4C076EE59 , 4C084AA13 , 4C084BA35 , 4C084NA13 , 4C086AA01 , 4C086EA16 , 4C086FA06 , 4C086NA13

引用特許：

出願人引用 (12件)

PCT/US95/14800
ポリヌクレオチドデリバリーのためのポリマー組成物
公報種別：公表公報出願番号：特願2000-602311 出願人：ウエスト・ファーマシューティカル・サービセズ・ドラッグ・デリバリー・アンド・クリニカル・リサーチ・センター・リミテッド
細胞認識糖側鎖を持つ多糖系遺伝子キャリアー
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-396585 出願人：独立行政法人科学技術振興機構, 水雅美

全件表示

審査官引用 (2件)

ポリエチレングリコールまたはポリプロピレングリコール修飾β-1,3-グルカン系遺伝子キャリアー
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-066606 出願人：独立行政法人科学技術振興機構, 水雅美
ペプチド修飾多糖類を用いる遺伝子治療剤
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-052508 出願人：独立行政法人科学技術振興機構, 水雅美

引用文献：

出願人引用 (2件)

Bioconjugate Chemistry, 20040226, Vol.15(2), p.249-259
Polymer Preprints, Japan(高分子学会予稿集), 2001, vol.50 no.14, pp.3814-3815

審査官引用 (2件)

Bioconjugate Chemistry, 20040226, Vol.15(2), p.249-259
Polymer Preprints, Japan(高分子学会予稿集), 2001, vol.50 no.14, pp.3814-3815

前のページに戻る