特許
J-GLOBAL ID:200903085314932324

量子暗号通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-372547
公開番号(公開出願番号):特開2006-180307
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】1パルスあたりに存在する光子数が1より大きくなる確率をもつパルス光発生器を用いても、長距離伝送後に共有する乱数列が盗聴に対して安全な量子暗号通信システムを提供する。【解決手段】光パルス発生器、真性乱数を発生する真性乱数発生器、生成される第1の乱数、及び第1の乱数とは別の第2の乱数によって選択される2個以上の互いに直交しない基底の一つに基づいて光パルスの状態を変調する符号器、第1の乱数の一部を記憶する記憶装置とからなる送信器と、光パルスを伝送する量子通信路と、第3の乱数によって選択される2個以上の互いに直交しない基底の一つに基づいて光パルスの状態を判別する復号器、第1の乱数の一部を記憶する記憶装置とを備える受信器と、乱数鍵を生成する演算装置とを備え、第2の乱数と第3の乱数が同一であることにより、真性乱数発生器で生成された第1の乱数を送信者と受信者が共有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(a)光パルス発生器と、真性乱数を発生する真性乱数発生器と、該真性乱数発生器で生成される第1の乱数、及び該第1の乱数とは別の第2の乱数によって選択される2個以上の互いに直交しない基底の一つに基づいて光パルスの状態を変調する符号器と、前記第1の乱数の一部を記憶する記憶装置とからなる送信器と、 (b)光パルスを伝送する量子通信路と、 (c)第3の乱数によって選択される2個以上の互いに直交しない基底の一つに基づいて光パルスの状態を判別する復号器と、前記第1の乱数の一部を記憶する記憶装置とを備える受信器と、 (d)誤り訂正の後、乱数鍵を生成する演算装置とを備え、 (e)前記第2の乱数と前記第3の乱数が同一であることにより、前記真性乱数発生器で生成された第1の乱数を送信者と受信者が共有することを特徴とする量子暗号通信システム。
IPC (2件):
H04L 9/12 ,  H04L 9/08
FI (2件):
H04L9/00 631 ,  H04L9/00 601E
Fターム (6件):
5J104AA05 ,  5J104AA16 ,  5J104EA04 ,  5J104EA15 ,  5J104EA16 ,  5J104NA37
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • USP5307410号公報(第5-8頁、図2,3)
  • 量子暗号装置および方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-512183   出願人:スイスコムアーゲー
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る