特許
J-GLOBAL ID:200903085859577866

内燃機関用バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066117
公開番号(公開出願番号):特開平10-259747
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 VVT(バルブタイミング制御機構)によるエミッション・燃費等の向上を図ると共に、急加速を抑制して失火領域への突入を防止すること。【解決手段】 電源の投入と同時にステップS100による初期化ののち、ステップS200で内燃機関の運転状態によりVVTの応答性能が推定され、ステップS300でVVTの相対回転角が制御され、ステップS400でVVTの応答性能に適合するようにスロットルバルブの開度を補正するためのスロットル補正ゲインが演算され、ステップS500でスロットルバルブが制御される。これにより、VVTの応答性能が低下しているときには、その応答性能に基づきスロットルバルブの開度が補正され制御されるため、VVTの有効性が最大限に引出されエミッション・燃費等の向上が図られると共に、急加速が抑制されることで失火域への突入が防止される。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から吸気バルブまたは排気バルブの少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方を所定角度範囲内で相対回転自在なバルブタイミング制御機構と、前記駆動軸の回転角を検出する駆動軸回転角検出手段と、前記従動軸の回転角を検出する従動軸回転角検出手段と、前記駆動軸回転角検出手段で検出された前記駆動軸の回転角と前記従動軸回転角検出手段で検出された前記従動軸の回転角との位相差である相対回転角を算出する相対回転角演算手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記駆動軸の回転角と前記従動軸の回転角との目標とする位相差である目標相対回転角を算出する目標相対回転角演算手段と、前記相対回転角演算手段で算出された前記相対回転角と前記目標相対回転角演算手段で算出された前記目標相対回転角との偏差に応じて制御回転角を算出し、前記バルブタイミング制御機構により前記駆動軸または前記従動軸を相対回転する相対回転角制御手段と、各種情報に基づきアクセルペダル操作量とは独立して前記内燃機関への吸気量を調節するスロットルバルブの開度を制御するスロットル開度制御手段と、前記バルブタイミング制御機構の応答性能を推定する応答性能推定手段と、前記応答性能推定手段で推定された応答性能に基づき前記スロットル開度制御手段で制御される前記スロットルバルブの開度を補正するスロットル開度補正手段とを具備することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング制御装置。
IPC (8件):
F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 320 ,  F01L 1/34 ,  F02D 9/02 ,  F02D 11/10 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/06 310 ,  F02D 45/00 312
FI (8件):
F02D 41/04 310 Z ,  F02D 41/04 320 ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 9/02 Q ,  F02D 11/10 F ,  F02D 13/02 J ,  F02D 41/06 310 ,  F02D 45/00 312 Q
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (12件)
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