特許
J-GLOBAL ID:200903086065017617

オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-028608
公開番号(公開出願番号):特開2000-227151
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 面倒な加工を不要とする等、コスト高となる要素を排除しつつ、一方向クラッチ10aを構成する保持器21が軸方向にずれる事を防止する。【解決手段】 一方向クラッチ10aの両側に設けるサポート軸受9a、9aの内輪16、16の外径D16を、上記保持器21の内径R21よりも大きくする。この保持器21の軸方向両端面の内径寄り部分と、上記各内輪16、16の軸方向端面との係合により、上記保持器21が軸方向にずれる事を防止する。
請求項(抜粋):
オルタネータの回転軸に外嵌固定自在なスリーブと、このスリーブの周囲にこのスリーブと同心に配置した従動プーリと、これらスリーブの外周面の軸方向中間部と従動プーリの内周面の軸方向中間部との間に設け、この従動プーリが上記スリーブに対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ従動プーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、この一方向クラッチを軸方向両側から挟む状態で、上記スリーブの外周面と従動プーリの内周面との間に設け、この従動プーリに加わるラジアル荷重を支承しつつこれらスリーブと従動プーリとの相対回転を自在とするサポート軸受とを備えたオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に於いて、上記一方向クラッチは、複数個のロック部材とこれら各ロック部材を保持する保持器とを備えたものであり、上記各サポート軸受は、それぞれ上記従動プーリとは別体の外輪と上記スリーブとは別体の内輪とこれら外輪の内周面と内輪の外周面との間に転動自在に設けた複数個の転動体とを備えたものであり、上記一方向クラッチの保持器は、上記各サポート軸受のうち、少なくとも一方のサポート軸受を構成し、軸方向全長に亙りほぼ同一径寸法の嵌合面を有する部材に嵌合固定された外輪又は内輪により、軸方向への変位を阻止されている事を特徴とするオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
IPC (2件):
F16H 55/36 ,  F16D 41/07
FI (2件):
F16H 55/36 G ,  F16D 41/07 Z
Fターム (2件):
3J031BA19 ,  3J031CA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-183385   出願人:光洋精工株式会社
  • ローラクラッチ内蔵型プーリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-296610   出願人:日本精工株式会社
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-175775   出願人:光洋精工株式会社
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