特許
J-GLOBAL ID:200903086124101970

ハイブリッド変速機のモード切り替え制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-363125
公開番号(公開出願番号):特開2005-127411
出願日: 2003年10月23日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】最大駆動力発生状態で固定変速比モードから無段変速比モードへ切り替えるに際し、過回転を防止しつつできるだけ大きな駆動力を発生可能な切り替え制御となす。【解決手段】最大駆動力発生状態での固定変速比モードから無段変速比モードへの切り替え時は、モード切り替え開始車速VSPcを走行抵抗トルクTRが大きいほど高くなるよう、また、車重が重い(車体慣性モーメントIVが大きい)ほど高くなるよう補正し、登坂路で走行抵抗が大きくなったり、車重が増大した場合のように走行負荷が増大して車両加速度が緩やかになっても、エンジンまたはモータ/ジェネレータの回転速度が許容上限に到達するのに調時してモード切り替えを終了させるようになす。これにより、エンジンまたはモータ/ジェネレータの過回転を起こすことなく、ぎりぎりまで固定変速比モードを用いて大きな駆動力を出力可能にする。【選択図】図8
請求項(抜粋):
エンジンと、出力軸と、2つのモータ/ジェネレータとの間を差動装置により相互に連結し、 この差動装置を構成する回転要素のうち任意の回転要素を固定するよう作動するブレーキを具え、 該ブレーキの作動時は、エンジンと出力軸との間における回転速度比が固定された状態で、エンジン動力に少なくとも一方のモータ/ジェネレータの動力を加減して出力する固定変速比モードとなり、前記ブレーキの非作動時は、エンジンと出力軸との間における回転速度比が自由に選択され得る状態で、エンジンと2つのモータ/ジェネレータとにより変速比および駆動力の双方を制御しながら出力を決定する無段変速比モードとなるハイブリッド変速機において、 前記固定変速比モードで、且つ、エンジン、バッテリ、モータ/ジェネレータの現状において実現可能な最大駆動力を出力している間、固定変速比モードから前記無段変速比モードへの切り替えに要する予定のモード切り替え所要時間を考慮して、固定変速比モードから無段変速比モードへの切り替えを開始すべき車速を設定するモード切り替え車速設定手段と、 車速が、この手段により設定したモード切り替え車速に到達した時に固定変速比モードから無段変速比モードへの切り替えを開始させるモード切り替え手段と、 車両の走行抵抗および車重を推定する走行条件推定手段と、 該手段により推定した走行抵抗および車重に応じ前記モード切り替え車速を、走行抵抗が大きいほど高くなるよう、また、車重が重いほど高くなるよう補正する指令を前記モード切り替え車速設定手段に出力するモード切り替え車速補正手段と を設けたことを特徴とするハイブリッド変速機のモード切り替え制御装置。
IPC (2件):
F16H61/02 ,  B60K6/04
FI (4件):
F16H61/02 ,  B60K6/04 350 ,  B60K6/04 553 ,  B60K6/04 730
Fターム (13件):
3J552MA02 ,  3J552MA06 ,  3J552NA01 ,  3J552NB09 ,  3J552PA23 ,  3J552PA32 ,  3J552QA07 ,  3J552RA26 ,  3J552SA30 ,  3J552VA70W ,  3J552VB01W ,  3J552VB20W ,  3J552VE04W
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
  • 駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-221226   出願人:日産自動車株式会社, ルノー
  • 変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-196797   出願人:日野自動車株式会社
  • 特開平2-113162
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