特許
J-GLOBAL ID:200903086181060732

複列玉軸受および複列玉軸受の組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-101171
公開番号(公開出願番号):特開2003-294030
出願日: 2002年04月03日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 タンデム型の複列玉軸受においては、予め環状壁に取付けられている外輪部材に対して内輪部材と複列の玉とを組品としたものを組込むようにしているので、玉の組込みを円滑に行なうことができない場合が考えられる。【解決手段】 複列玉軸受10を、内輪部材13と保持器19を介して内輪部材13に組付けられた一方列の玉群15とから成る内輪側組品21と、外輪部材11と保持器20を介して外輪部材11に組付けられた他方列の玉群16とから成る外輪側組品22とから構成しているので、ディファレンシャル装置の組立に際し、外輪側組品22に対して内輪側組品21を組付ける場合、他方の玉18を、一方の玉17の軌道面を通過させる必要がなく、他方の玉18が外輪部材11の内周面の段付き部分で傷付くことがなく、また円滑に組付けることができる。
請求項(抜粋):
ピッチ円直径がそれぞれ異なる軸方向複列の玉群を有する複列玉軸受であって、内輪部材、およびその外周面に形成した大径側内輪軌道面または小径側内輪軌道面のうちの何れか一方の内輪軌道面に組付けられた一方列の玉群を含む内輪側組品と、外輪部材、およびその内周面に形成した大径側外輪軌道面または小径側外輪軌道面のうちの何れか一方の外輪軌道面に組付けられた他方列の玉群を含む外輪側組品とを備え、前記一方列の玉群が、外輪部材の他方の外輪軌道面に嵌合されるよう、かつ他方列の玉群が、内輪部材の他方の内輪軌道面に嵌合されるよう前記内輪側組品と外輪側組品とが軸心方向から組付けられてなる、ことを特徴とする複列玉軸受。
Fターム (9件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA55 ,  3J101FA46 ,  3J101GA01 ,  3J101GA11
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特表昭61-501278
  • 固体潤滑転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-076177   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-103373   出願人:光洋精工株式会社
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