特許
J-GLOBAL ID:200903086324743364

高層建築物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-342183
公開番号(公開出願番号):特開2004-176348
出願日: 2002年11月26日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】高層建築物の設計上の自由度を制約することなく、高層建築物の免震効果を向上できる免震構造を提供すること。【解決手段】高層建築物10は、内側構造12と外側構造14との基礎の上に独立して自立する2つの構造物で構成されている。外側構造14は前記内側構造12を囲むように設けられている。内側構造12は基礎の上に固定されて設けられている。外側構造14は、免震支持装置16を介して前記基礎の上で免震支持されている。内側構造12の頂部と外側構造14の頂部とは略々同じ高さであり、内側構造12の頂部と外側構造14の頂部との相互を連結するように連結梁18が設けられている。連結梁18の両端は内側構造12の頂部と外側構造14の頂部とに剛接されており、連結梁18の剛性は十分に大きい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
高層建築物を、それぞれ独立して基礎の上に自立した内側構造と該内側構造を囲む外側構造とから構成し、 前記内側構造を前記基礎の上に固定し、 前記外側構造を免震支持装置を介して前記基礎の上で免震支持し、 前記内側構造の頂部近傍部分と前記外側構造の頂部近傍部分とを剛な連結梁で連結することで、前記高層建築物の固有振動周期を長周期化すると共に、前記内側構造により前記外側構造が水平方向中立位置に保持されるようにし、前記内側構造により前記高層建築物の慣性力に対する反力が得られるようにし、かつ、前記内側構造および前記外側構造により前記高層建築物の慣性力に起因する転倒モーメントに対する反力が得られるようにした、 ことを特徴とする高層建築物の免震構造。
IPC (1件):
E04H9/02
FI (2件):
E04H9/02 301 ,  E04H9/02 331Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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