特許
J-GLOBAL ID:200903086538028816

十字軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 渡邊 隆文 ,  喜多 秀樹 ,  坂本 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-172879
公開番号(公開出願番号):特開2005-351382
出願日: 2004年06月10日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 十字軸とシールとの隙間を狭くして泥水の浸入を抑制しつつ、他方で、浸入した泥水によりシール性能が損なわれることのない十字軸継手を提供する。【解決手段】 シール4の外周壁部4wの先端を十字軸2に近接させて隙間を狭くすることにより金環ラビリンスシール構造とした十字軸継手において、外周壁部4wに壁貫通の水抜き孔4hを設け、周凹部42gに溜まる泥水を、十字軸継手の回転に伴う遠心力により水抜き孔42gから排出させる。軸方向における水抜き孔42gの位置は、アキシャルリップ42aとネック部22との接触部よりも周凹部42gの底に近い位置にあり、従って、回転中の泥水の水面は周凹部42gの底側に下がり、アキシャルリップ42aの接触部は大気中にある状態となる。これにより、アキシャルリップ42aのシール性能が確保される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
各軸に軌道部を有する十字軸と、前記軌道部に装着されるベアリングカップと、前記ベアリングカップに装着され、前記十字軸のネック部と前記ベアリングカップとの隙間を封止する全体としてリング状のシールとを備えた十字軸継手であって、前記シールは、 軸方向内方に延び出て、前記ネック部に押し当てられるリップと、 前記リップの外側にあって、前記リップとの間に周凹部を形成し、前記十字軸に近接する位置まで軸方向内方に延び出た外周壁部とを備え、 前記外周壁部には、軸方向において、前記ネック部に押し当てられた前記リップの接触部よりも前記周凹部の底に近い所定の位置に、壁貫通の水抜き孔が形成されていることを特徴とする十字軸継手。
IPC (4件):
F16D3/41 ,  F16C33/76 ,  F16C33/78 ,  F16D3/26
FI (4件):
F16D3/41 E ,  F16C33/76 A ,  F16C33/78 A ,  F16D3/26 X
Fターム (4件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
  • 溶接ロボット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-196484   出願人:帝人製機株式会社
  • 十字軸継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-169847   出願人:光洋精工株式会社

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