特許
J-GLOBAL ID:200903086736284054

クロック再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180333
公開番号(公開出願番号):特開平10-028149
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 リミタを用いた受信機に適用でき、回路が簡単なクロック再生回路を提供することを目的とする。【解決手段】 位相検波回路1によって得られる再生シンボルクロックに同期した倍の周波数のクロックでサンプリングされた位相信号は差分回路2で半シンボル差分され、絶対値回路3を介してさらに差分回路4で半シンボル差分され、シンボル周波数成分を持った信号に変換される。これを符号反転回路5で半シンボル毎に符号を反転させ、位相遅れ時には正の、進み時には負の信号を得る。ループフィルタ6を介して再生シンボルクロックの位相に負帰還制御を行う。本構成により毎シンボル2回のサンプリングで信号処理が出来る。
請求項(抜粋):
デジタルデータにより位相または周波数変調された受信信号から再生シンボルクロックを発生するクロック再生回路であって、前記受信信号を前記受信信号の搬送波と非同期な、または同期した信号を基準として位相検波し、ベースバンド位相信号を出力する位相検波器と、前記ベースバンド位相信号の半シンボル周期の時間差分をとり第1の差分位相信号を出力する第1の差分手段と、前記第1の差分位相信号の絶対値を出力する絶対値演算手段と、この絶対値演算手段の出力の半シンボル周期の時間差分をとり第2の差分位相信号を出力する第2の差分手段と、前記第2の差分位相信号の符号を前記再生シンボルクロックに同期して半シンボル周期毎に交互に反転させ、または反転させずに出力する符号反転手段と、この符号反転手段の出力に接続され、位相誤差信号を出力するループフィルタと、前記位相誤差信号によって位相を制御可能なクロック発生手段とを備え、前記再生シンボルクロックを前記クロック発生手段によって得ることを特徴とするクロック再生回路。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 7/033
FI (2件):
H04L 27/22 C ,  H04L 7/02 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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