特許
J-GLOBAL ID:200903086992350080
樹脂筐体及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横山 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-317125
公開番号(公開出願番号):特開2008-127669
出願日: 2006年11月24日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】樹脂筐体の表面に電磁シールド層を構成する金属無電解めっき皮膜を、クロム等の環境負荷の大きな薬品による処理を用いることなく、密着性よく形成する。【解決手段】酸素プラズマ処理又はUVオゾン処理によりヒドロキシル基、カルボニル基又はカルボキシル基を生成する樹脂を含有する樹脂フィラー2を熱可塑性ベース樹脂3中に分散した樹脂組成物を用いて樹脂筐体1を成形した後、樹脂筐体1表面1aを酸素プラズマ処理又はUVオゾン処理し、次いで、シランカップリング層13及び金属触媒層4を形成後、無電解めっき皮膜5を形成する。樹脂筐体1表面1aに表出する樹脂フィラー2表面に、高密度にシランカップリング層13と結合する官能基が生成されるので,密着性の高い無電解めっき皮膜5が形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも金属皮膜を有する電磁シールド層が表面に設けられた樹脂筐体の製造方法において、
酸素プラズマ処理又はUVオゾン処理によりヒドロキシル基、カルボニル基及びカルボキシル基のなかの少なくとも一つの官能基を生成する組成を含む樹脂からなる樹脂フィラーが、熱可塑性のベース樹脂中に分散されてなる樹脂組成物を前記樹脂筐体に成形する工程と、
次いで、前記樹脂筐体表面を酸素プラズマ処理又はUVオゾン処理して、前記樹脂筐体表面に前記官能基を形成する工程と、
次いで、前記樹脂筐体表面にシランカップリング剤を吸着ないし反応させるシランカップリング剤処理工程と、
次いで、前記樹脂筐体表面に無電解めっき用の金属触媒を付加する工程と、
次いで、前記樹脂筐体表面に無電解めっきにより前記金属皮膜を形成する工程とを有することを特徴とする樹脂筐体の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4K022AA11
, 4K022AA14
, 4K022AA41
, 4K022BA06
, 4K022BA08
, 4K022BA14
, 4K022CA12
, 4K022CA13
, 4K022CA22
, 4K022DA01
引用特許:
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