特許
J-GLOBAL ID:200903087273117486

光波長検波法を用いた分布形温度センサにおける測定範囲の拡大方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-075087
公開番号(公開出願番号):特開2008-232929
出願日: 2007年03月22日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】従来の分布型温度センシングシステムの性能をはるかに凌ぐダイナミックレンジ5000以上、センサからの波長が0.1pmの変化で受光素子での光量変化が0.5nW以上、システムに接続可能センサ数がCバンドの帯域幅50nmで100以上の性能を持った分布型温度センシングシステムの実現を課題とする。【解決手段】ダブルリング共振器のドロップポートにブラッググレーティングを接続しセンサを構成する。センサの入出射ポートは該共振器入出射ポートとする。これを複数接続したセンサ群に広帯域光源からの光を入射させ反射光をファブリペロー干渉計のような共振波長が電気信号により可変の干渉計を用いた波長検波器により検波しもってダイナミックレンジ、多重数(システムに接続可能センサ数)の両面から従来の分布型センシングシステムの性能を遥かに凌ぐ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
広帯域光源からの光を光方向性結合器あるいはサーキュレータに入射させ該光方向性結合器あるいはサーキュレータからの出射光を光ファイバあるいは光導波路から成る光信号伝送ライン経由1個のセンサに導き、あるいは複数のセンサを光信号伝送ラインを用いて直列に接続した直列回路に導きこれら1個あるいは複数のセンサからの反射光は逆の経路をたどって光方向性結合器あるいはサーキュレータ経由波長検波器に導かれ該検波器において測定されたこれらセンサからの反射スペクトルを、あらかじめ測定したセンサの反射波長と温度との関係を記憶したメモリとそれを制御するための制御部からなる記憶装置に入力させることによりセンサが検出すべき温度の変化あるいは温度を測定する温度計測システムであって、前記各センサは光導波路にブラッググレーティングを描画した素子(以下WBG:Waveguide Bragg Grating)がダブルリング共振器のドロップポートに接続されており前記光信号伝送ラインとは該ダブルリング共振器の入射ポート及び出射ポートを介して接続されたことを特徴とした点型あるいは分布型温度計測システム
IPC (1件):
G01K 11/12
FI (1件):
G01K11/12 F
Fターム (4件):
2F056VF02 ,  2F056VF12 ,  2F056VF15 ,  2F056VF16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (7件)
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