特許
J-GLOBAL ID:200903087751363544

転がり装置、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-282327
公開番号(公開出願番号):特開2007-177993
出願日: 2006年10月17日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】転がり装置の転動体に発生する競い合いを解消するため負荷領域内の転動体に隙間を設ける。【解決手段】転送溝の接触角を一旦増大させることにより転動体の公転速度を低下させて転動体同士を当接、もしくは近接させた後、以下の1)又は2)により負荷領域に進入する転動体の間に隙間を生成させる。1)転動体を一対の転送溝間に僅かに侠持させ、転送溝の相対移動により当接している転動体を送り出すと同時に、転送溝の接触角を連続的に減少させることにより作動滑りを発生させ、負荷領域に突入する転動体の公転速度を上昇させる。2)接触角を連続的に減少させた転送溝上で転動体を転送させることにより、転動体の自転エネルギーの一部を公転のエネルギーに置換させ、負荷領域に突入する転動体の公転速度を上昇させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
少なくとも1対の転送溝により構成される転送路と、転送路の間に転動自在に介挿させた複数の転動体により構成され、前記転動体は球体、もしくは両端に3次元曲面の角部を有する円柱、または円錐、またはたる形、またはこれらの複合曲面で形成されている転がり装置であって、片側の転送溝の少なくとも一部について転動体との間に作用する摩擦力を、対向する転送溝の転動体との間に作用する摩擦力に対し大きくすると共に、摩擦力を大きくした部分について転送溝の転送方向と直角方向の断面を、球体である転動体、もしくは球体以外の転動体の3次元曲面の角部と2点接触する形状とし、その接触角を転送路の他の部分に対し大きくした接触角変化路を形成したことを特徴とする転がり装置。
IPC (4件):
F16C 33/58 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/64
FI (4件):
F16C33/58 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  F16C33/64
Fターム (11件):
3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101AA34 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101BA55 ,  3J101DA20 ,  3J101FA41
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-345065   出願人:NTN株式会社
  • ボ-ルねじ機構、および直動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-026544   出願人:日本精工株式会社
  • ボールねじ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-095270   出願人:エヌティエヌ株式会社
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