特許
J-GLOBAL ID:200903087806163825

車両用駆動装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-147350
公開番号(公開出願番号):特開2006-321392
出願日: 2005年05月19日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】 差動機構とその差動機構から駆動輪への動力伝達経路に設けられた有段変速機とを備える車両用駆動装置において、その駆動装置を小型化できたり、或いはまた燃費が向上させられると共に、有段変速機の変速時の変速ショックが抑制される制御装置を提供する。【解決手段】 切換クラッチC0或いは切換ブレーキB0を備えることで、変速機構10が無段変速状態と有段変速状態とに切り換えられて、電気的に変速比が変更させられる変速機の燃費改善効果と機械的に動力を伝達する歯車式伝動装置の高い伝達効率との両長所を兼ね備えた駆動装置が得られる。また、差動部11が無段変速状態のときのクラッチツウクラッチ変速の際には、係合圧の切り換えに伴うイナーシャ相が開始する前に、ハイブリッド制御手段52により第2電動機M2を用いてイナーシャ相が開始されるので、差動部11の変速開始時期が安定して変速ショックが抑制される。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
エンジンの出力を第1電動機および伝達部材へ分配する差動機構と該伝達部材から駆動輪への動力伝達経路に設けられた第2電動機とを有して電気的な無段変速機として作動可能な無段変速部と、前記動力伝達経路の一部を構成すると共に解放側係合装置の解放と係合側係合装置の係合とにより変速が実行される有段式変速機として機能する有段変速部とを備えた車両用駆動装置の制御装置であって、 前記差動機構に備えられて、該差動機構の差動作用を制限することにより前記無段変速部の電気的な無段変速機としての作動を制限する差動制限装置と、 前記差動制限装置により前記無段変速部の電気的な無段変速機としての作動が制限されず該無段変速部が電気的な無段変速作動可能な無段変速状態とされているときの前記有段変速部の変速の際には、前記解放側係合装置がトルク容量を保持した状態で該無段変速部を変速させることにより該有段変速部のイナーシャ相を開始させる無段変速制御手段と を、含むことを特徴とする車両用駆動装置の制御装置。
IPC (7件):
B60W 20/00 ,  B60W 10/10 ,  F16H 61/04 ,  B60L 11/14 ,  F16H 3/72 ,  B60K 6/04 ,  B60W 10/08
FI (9件):
B60K6/04 350 ,  F16H61/04 ,  B60L11/14 ,  F16H3/72 A ,  B60K6/04 553 ,  B60K6/04 731 ,  B60K6/04 733 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 400
Fターム (46件):
3J028EA21 ,  3J028EA25 ,  3J028EB07 ,  3J028EB10 ,  3J028EB13 ,  3J028EB16 ,  3J028EB31 ,  3J028EB37 ,  3J028EB62 ,  3J028EB63 ,  3J028EB66 ,  3J028FB03 ,  3J028FB13 ,  3J028FC13 ,  3J028FC26 ,  3J028GA03 ,  3J028HC03 ,  3J028HC04 ,  3J028HC06 ,  3J028HC07 ,  3J028HC08 ,  3J028HC15 ,  3J552MA02 ,  3J552MA13 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB08 ,  3J552PA02 ,  3J552RA13 ,  3J552VC01Z ,  5H115PA01 ,  5H115PA12 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI22 ,  5H115PI29 ,  5H115PU01 ,  5H115PU22 ,  5H115PU24 ,  5H115PU28 ,  5H115QE17 ,  5H115QN03 ,  5H115SE08 ,  5H115SE09 ,  5H115TB01 ,  5H115TO21
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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