特許
J-GLOBAL ID:200903087964623370

FMCWレーダ装置及び記録媒体並びに車両制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-252904
公開番号(公開出願番号):特開2000-081480
出願日: 1998年09月07日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 車速センサ等により検出された自車速度を補正して、より実際の車速に近い実自車速度を得ることができるFMCWレーダ装置及び記録媒体並びに車両制御装置を提供すること。【解決手段】 ステップ200にて、自車速度VBを用いて周波数シフト量の幅を決定する。ステップ210では、周波数シフトを行う。ステップ220では、各スペクトルピークに対して、評価値|Vp|を順次算出する。ステップ230では、評価値|Vp|を合計して近傍和Sum2を算出する。ステップ250では、スペクトル全体和Sum1の算出を行う。ステップ270では、各スペクトル全体和Sum1の値を比較し、その最も小さな値に対応する周波数シフト量を、真の周波数シフト量TSnとする。ステップ280では、真の周波数シフト量TSnを用いて実自車速度TVBを算出する。
請求項(抜粋):
所定の変調幅で、周期的に周波数が漸次増減する送信信号を発生し、レーダ波として送信する送信手段と、物標により反射された前記レーダ波を受信して受信信号を発生すると共に、該受信信号を、前記送信信号と混合してビート信号を発生する受信手段と、前記送信信号の周波数が上昇する上り変調時の上りビート信号から上りスペクトルを作成すると共に、前記送信信号の周波数が下降する下り変調時の下りビート信号から下りスペクトルを作成するスペクトル作成手段と、前記両スペクトルのピークの比較のために、速度測定手段により測定された自車速度に基づいて、周波数シフト量を設定する周波数シフト量設定手段と、前記両スペクトルの少なくとも一方を前記周波数シフト量シフトさせて、該両スペクトルの対応するピーク同士を比較し、前記物標の移動状態を検出する検出手段と、を備えたFMCWレーダ装置において、前記周波数シフト量を設定する際に、測定の誤差を考慮して複数の周波数シフト量を設定する複数シフト量設定手段と、前記設定された各周波数シフト量に対応した前記上りスペクトル及び下りスペクトル毎に、スペクトルマッチ度の評価を行う評価手段と、前記評価結果に基づいて、前記スペクトルマッチ度の最も高い周波数シフト量を決定する決定手段と、前記決定された周波数シフト量を用い、前記速度測定手段により測定された自車速度を補正して実自車速度を推定する推定手段と、を備えたことを特徴とするFMCWレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/60
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/60 C
Fターム (8件):
5J070AB19 ,  5J070AC04 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH31 ,  5J070AH40
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る