特許
J-GLOBAL ID:200903088074894011

自動変速装置の入力継手

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-034941
公開番号(公開出願番号):特開2008-196660
出願日: 2007年02月15日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】独立したロックアップクラッチの油圧係合室を備えた入力継手の外部からの制御を2通路とし、多段自動変速装置にコンパクトに配置する。【解決手段】フロントカバー3aとピストン6aの間の油室Bとトーラス側の油室Aの、油室Aより油室Bの圧力が高い状態で油室Bを密閉し、油室Bより油室Aの圧力が高い状態で油室A,Bを連通する弾性シール部材100,101をピストン6aに装着し、ロックアップ制御バルブ8aにより流体伝導状態で油室Aから油室Bを通して油を循環排出し、ロックアップ状態で油室Bに油圧を供給しピストン6aによりポンプインペラ2aの外周環状突起部に配した摩擦部材を押圧する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
フロントカバーとポンプインペラにより一体として囲われた油室を有する入力部材と、前記ポンプインペラに対向して前記フロントカバーとの間に配され変速装置の入力軸と連結するタービンランナと、あるいは前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に配されたホィールステータとからなる流体伝導部と、 前記入力部材と前記タービンランナを連結する摩擦部材と、前記摩擦部材と前記タービンランナの間に設けられたトーションダンパ機構と、前記フロントカバーに隣接して配され前記油室を前記フロントカバー側の油室Bと前記ポンプインペラ側の油室Aに分離形成し油室Bへの供給油圧で前記摩擦部材を押圧して係合するピストンとからなるロックアップクラッチによる機械伝導部とを備えた自動変速装置の入力継手であって、 前記ピストンの油室A、Bを分離形成する内外周摺動部に、油室Aの圧力より油室Bの圧力が高い状態で油室Bを密閉し、油室Bの圧力より油室Aの圧力が高い状態で油室A,Bを連通する弾性シール部材を用い、 油室A及びBを入力継手外部に連通し、前記ロックアップクラッチが係合される機械的に直結となる伝導状態で油室Bに油圧を供給するとともに油室Aの油を入力継手外部に排出し、前記ロックアップクラッチが開放される流体伝導状態で油室Aに油圧を供給するとともに油室Aの油を油室Bを通して入力継手外部に排出するようになした自動変速装置の入力継手。
IPC (1件):
F16H 45/02
FI (2件):
F16H45/02 C ,  F16H45/02 X
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • US2726557
  • 特開昭52-11364
  • 流体式のトルクコンバータ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-513794   出願人:ルークゲトリーベ-ジステーメゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
審査官引用 (6件)
  • 特開昭54-077862
  • トルクコンバータのロックアップ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-094388   出願人:日産自動車株式会社
  • 流体式のトルクコンバータ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-513794   出願人:ルークゲトリーベ-ジステーメゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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