特許
J-GLOBAL ID:200903088251008469
画像処理装置および画像処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-206102
公開番号(公開出願番号):特開2009-044361
出願日: 2007年08月08日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】ターゲットブロックおよび参照ブロックにおける画素精度以上の高精度の動きベクトル検出を、従来よりも小さいハードウエア規模で行うことできる。【解決手段】参照ブロックの位置を、サーチ範囲において、画面の水平方向(または垂直方向)に順次に異なる位置に移動させ、サーチ範囲における水平方向(または垂直方向)の最後の位置に移動したら、垂直方向(または水平方向)の位置を一つずらし、再度、水平方向(または垂直方向)に順次に異なる位置に移動させるようにして、相関値を算出する。参照ブロック毎に算出した相関値と、それまでの最強相関値とを比較して、相関が強い方を保持していく。参照フレームについての最強相関値が求まったら、その近傍参照ブロックの相関値である近傍相関値を再度求めて、保持する。保持した最強相関値と、近傍相関値を用いて補間処理を行い、高精度の動きベクトルを検出する。【選択図】図19
請求項(抜粋):
ターゲット画面中において設定された複数の画素からなる所定の大きさのターゲットブロックと同じ大きさの参照ブロックを、前記ターゲット画面とは異なる参照画面において設定したサーチ範囲において複数個設定し、前記複数個の参照ブロックのうちで、前記ターゲットブロックと相関が最も強い参照ブロックの、前記ターゲットブロックに対する画面上の位置ずれに基づいて、前記ターゲットブロックについての動きベクトルを検出する画像処理装置において、
前記参照ブロック内の複数の画素の画素値と、前記ターゲットブロック内で対応する位置の複数の画素の画素値とを用いて、前記参照ブロックのそれぞれと前記ターゲットブロックとの間の相関値を算出し、前記ターゲットブロックとの相関が最も強い最強相関参照ブロックの位置を検出する最強相関参照ブロック検出手段と、
前記最強相関参照ブロックについての最強相関値および前記最強相関参照ブロックの位置の近傍の複数個の近傍参照ブロックについての前記相関値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した、前記最強相関参照ブロックの前記最強相関値および前記複数個の近傍参照ブロックについての前記相関値の複数個を用いて補間処理を行い、前記ターゲット画面の画素ピッチよりも小さい高精度で、前記ターゲットブロックとの相関が最も強い高精細最強相関参照ブロックの位置を検出し、前記高精細最強相関参照ブロックの前記ターゲットブロックからの位置ずれとして前記動きベクトルを算出する補間処理手段と、
を備え、
前記最強相関参照ブロック検出手段は、
前記参照ブロックの位置を、前記サーチ範囲において、画面の水平方向(または垂直方向)に順次に異なる位置に移動させ、前記サーチ範囲における水平方向(または垂直方向)の最後の位置に移動したら、垂直方向(または水平方向)の位置を一つずらし、再度、前記水平方向(または垂直方向)に順次に異なる位置に移動させるようにして、前記相関値を算出するものであって、
前記サーチ範囲の水平方向(または垂直方向)の前記参照ブロックの数分の前記参照ブロックであって、新たに相関値を算出する前記参照ブロックよりも前の位置の前記参照ブロックのそれぞれについての相関値および前記参照ブロックのそれぞれ位置に関する情報を記憶する第1の記憶部を備えると共に、
前記最強相関参照ブロックについての前記最強相関値および前記最強相関参照ブロックの位置に関する情報を保持すると共に、前記最強相関参照ブロックの位置の近傍の複数個の近傍参照ブロックについての前記相関値およびそれぞれの位置に関する情報を保持する第2の記憶部を備え、
新たに算出された前記参照ブロックの前記ターゲットブロックに対する新相関値と、前記第2の記憶部の前記最強相関値とを比較して、前記新相関値の方が相関が強いと判別されたときに、前記第2の記憶部の前記最強相関値およびその位置に関する情報を前記新相関値およびその位置に関する情報に更新し、
前記最強相関値を前記新相関値に更新したときに、前記複数の近傍参照ブロックのうち、前記第1の記憶部に記憶されている前記近傍参照ブロックの相関値およびその位置に関する情報を、前記第2の記憶部の前記複数個の近傍参照ブロックについての前記相関値およびそれぞれの位置に関する情報として更新すると共に、前記第1の記憶部に記憶されていない前記近傍参照ブロックの前記相関値およびその位置に関する情報は、それぞれの位置の前記近傍参照ブロックについての前記相関値を算出したときに、前記第2の記憶部に記憶し、
前記取得手段は、前記第2の記憶部に記憶されている前記最強相関参照ブロックおよび前記複数個の近傍参照ブロックについて前記相関値およびそれぞれの位置に関する情報を取得する
ことを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 5/232
, H04N 7/32
, G06T 7/20
FI (3件):
H04N5/232 Z
, H04N7/137 Z
, G06T7/20 B
Fターム (30件):
5C059LB15
, 5C059MA00
, 5C059NN14
, 5C059NN28
, 5C059TA62
, 5C059TB08
, 5C059TC03
, 5C059TC42
, 5C059TD06
, 5C059TD11
, 5C059UA02
, 5C122DA01
, 5C122EA06
, 5C122EA22
, 5C122EA41
, 5C122EA65
, 5C122FH12
, 5C122FH16
, 5C122HA42
, 5C122HB01
, 5C122HB10
, 5C159LB15
, 5C159MA00
, 5L096CA04
, 5L096DA01
, 5L096EA03
, 5L096EA33
, 5L096GA19
, 5L096HA04
, 5L096JA03
引用特許: