特許
J-GLOBAL ID:200903064175865938

動画像信号の動きベクトル検出方法およびフレーム間符号化装置における動きベクトル検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039483
公開番号(公開出願番号):特開平11-239350
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトル検出の際の演算量を少なくして、その処理を高速化する。【解決手段】 前段探索回路100 では現フレームの対象ブロックの各画素の総和値と、前フレームに1画素以上の整数画素精度にて設定した参照ブロックの各画素の総和値とを比較して、同様の値となるブロックを検出する。後段探索回路200 では、前段探索にて検出されたブロックの周辺にさらに半画素精度にて参照ブロックを設定して、それぞれの参照ブロックでの各画素と対象ブロックの各画素との、たとえば差分絶対値和をブロック毎に求めて、その値が最小となるブロックを検出する。その結果に基づいて動きベクトル演算回路300 は対象ブロックと対応の参照ブロックとの間の座標位置から動きベクトルを求める。
請求項(抜粋):
動画像信号のフレーム間にて所定の大きさのブロック毎に動きの大きさおよび方向を表わす動きベクトルを検出する動画像信号の動きベクトル検出方法において、該方法は、少なくとも1フレーム以上離れた参照フレームの中から対象ブロックに対応するブロックの概略的位置を探索する前段探索と、前段探索にて検出した範囲をさらに探索精度を高めて対象ブロックに対応するブロックの正確な位置を探索する後段探索と、該後段探索の結果から対象ブロックから参照フレームの対応のブロックまでの座標位置にて表わされる動きベクトルを求める動きベクトル演算とを含み、前記前段探索は、対象ブロックの各画素値の総和を求める第1の演算と、参照フレームに設定したそれぞれのブロックでの各画素値の総和を求める第2の演算とを含み、前記第1の演算の結果と第2の演算のそれぞれの結果を比較して参照フレームの中から対象ブロックに対応するブロックの概略的位置を求めることを特徴とする動画像信号の動きベクトル検出方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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