特許
J-GLOBAL ID:200903088431215144

軸貫通二段スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313567
公開番号(公開出願番号):特開平8-170592
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 小形で高効率の圧縮を行うとともに、高圧段から低圧段へ向けて旋回スクロール端板に作用するスラスト力を低減する軸貫通二段スクロール圧縮機を提供することを目的とする。【構成】 旋回スクロール(300)にクランク軸(500)を貫通させ、端板の両側に渦形状が対称形で歯高が異なるラップ(311、312)を直立させて、上部圧縮室と下部圧縮室の受圧面を対称形にすると共に、両圧縮室の固有圧縮比を同一にする。【効果】 旋回スクロール端板に作用する荷重差を小さくすると共に、一段目と二段目の圧力比を同一にし、二段圧縮機を小形にして効率を最高にし、軸を旋回スクロール端板を貫通させ、該端板に作用するスラスト力を低減することができる。
請求項(抜粋):
端板に渦巻状のラップを直立させた固定スクロール部材と旋回スクロール部材を、互いにラップを向き合わせ、偏心させて組み合わせ、旋回スクロール及び固定スクロールを貫通して設けられたクランク軸が前記旋回スクロール部材を自転することなく旋回運動させてガスを圧縮するようにしたスクロール圧縮機において、旋回スクロールには端板の両側にラップを直立させ、一方の面の第一ラップに第一固定スクロールラップを組合せて第一吸入室および第一圧縮室を形成し、他方の面の第二ラップに第二固定スクロールラップを組み合わせて第二吸入室および第二圧縮室を形成し、前記旋回スクロールの端板中央には、旋回駆動軸が貫通する旋回軸受を設け、前記第一固定スクロールの端板中央には、前記駆動軸の一端を支持する第一固定軸受を設置し、前記第二固定スクロールの端板中央には、前記駆動軸の他端を支持する第二固定軸受を設置し、前記旋回するロールが旋回駆動されることによって、第一吸入室に吸入したガスを第一圧縮室で圧縮し、圧縮し終わったガスを第二吸入室に移送して第二圧縮室で再圧縮することを特徴とする軸貫通二段スクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220169   出願人:ダイキン工業株式会社
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-331227   出願人:トキコ株式会社
  • 特開平3-237202
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審査官引用 (6件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220169   出願人:ダイキン工業株式会社
  • スクロール式流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-331227   出願人:トキコ株式会社
  • 特開平3-237202
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