特許
J-GLOBAL ID:200903088574929342

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101353
公開番号(公開出願番号):特開平11-294119
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 圧油抜け状態でのエンジン始動中にロック機構のロックピンに加わる回転トルク伝達上の負担を軽減する。【解決手段】 カム位相可変装置は、油ポンプ(62)を遅角側油室(48)に連通させる遅角側油路を有している。エンジン停止による圧油抜け状態における遅角側の油面高さを定める遅角側油路区間(13b)は、その軸線がカムシャフト軸線と合致するようにカムシャフト(10)内に形成され、油面高さをカムシャフト位置に維持してエンジン始動時に圧油供給を迅速に行わせ、回転トルクを圧油に分担させてロックピンの負担を軽減する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸から回転力が伝達される回転伝達部材と一体回転可能な収容部材と、上記収容部材内に配され上記収容部材との間に遅角側油室及び進角側油室を画成するベーン部を有し、上記内燃機関の吸気弁または排気弁を開閉するカム部が形成されたカムシャフトと一体回転可能でかつ上記収容部材に対して相対回転可能なベーン部材と、上記カムシャフトの軸線に沿い且つ該軸線に近接して設けられ上記遅角側油室に連通する遅角側油路と上記進角側油室に連通する進角側油路とを含み、上記遅角側油室または上記進角側油室に油圧を選択的に供給する油圧供給手段と、機関停止時に、上記ベーン部材または上記収容部材内に移動可能に配された可動体により上記ベーン部材を上記収容部材に対して解除可能に遅角側にロックするロック機構とを備えることを特徴とする可変動弁機構。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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