特許
J-GLOBAL ID:200903088597125798

筒内直噴式内燃機関の燃料供給系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-290824
公開番号(公開出願番号):特開2000-120504
出願日: 1998年10月13日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 燃料圧力の上昇に伴うデリバリパイプ1の変形や、デリバリパイプ1とシリンダヘッド5との温度差に起因した熱膨張差によるインジェクタ4とデリバリパイプ1との相対位置変化(軸のズレ等)に起因する、インジェクタ4とデリバリパイプ1とを結合しているゴム製Oリング3のシール性の低下を防止してシール部からの燃料漏れを無くする。【解決手段】 インジェクタ4への燃料供給系のデリバリパイプ1を、各インジェクタ4毎、もしくは複数インジェクタ4毎に分割し、分割したデリバリパイプ11、12の各部分をデリバリパイプ1の燃料流路径とほぼ同径の連結部の燃料流路径を有するフレキシブルな構造で連結したので、燃料圧力による燃料供給系のデリバリパイプ1の撓みを連結部で小さな撓みに分散して吸収することができると共に、燃料供給系の容積が各デリバリパイプの各部分を絞り無く連結した大きな容積となるため、燃料噴射を行った場合にもほぼ変動の無い安定した圧力を保つことができる。このため、燃料シール部からの燃料漏れを防止することができる。
請求項(抜粋):
複数の気筒を有し、該各気筒毎に噴射孔が燃焼室内に臨むようにシリンダヘッドに配置されたインジェクタを備え、前記燃焼室内に直接燃料を噴射供給する筒内直噴式内燃機関であり、前記各インジェクタに高圧ポンプからの燃料を供給するためのデリバリパイプを有し、該デリバリパイプの挿入穴にシール部材を介して前記各インジェクタが接続される筒内直噴式内燃機関の燃料供給系において、前記インジェクタへの燃料供給系の前記デリバリパイプを、前記各インジェクタ毎、もしくは複数インジェクタ毎に分割し、分割した前記デリバリパイプの各部分を前記デリバリパイプの燃料流路径とほぼ同径の連結部の燃料流路径を有するフレキシブルな構造で連結したことを特徴とする筒内直噴式内燃機関の燃料供給系。
IPC (3件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/02 ,  F02M 55/02 340
FI (4件):
F02M 55/02 350 F ,  F02M 55/02 350 H ,  F02M 55/02 340 B ,  F02M 55/02 340 Z
Fターム (13件):
3G066AA02 ,  3G066AC09 ,  3G066AD05 ,  3G066AD07 ,  3G066BA03 ,  3G066BA35 ,  3G066BA36 ,  3G066CB03 ,  3G066CD03 ,  3G066CD04 ,  3G066CD22 ,  3G066CE22 ,  3G066DB01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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