特許
J-GLOBAL ID:200903088911817780
血漿回収方法及び血漿回収器具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-269529
公開番号(公開出願番号):特開2008-089381
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】小型且つ簡単な構造の器具で、少量の血液量で血漿と血球とを短時間で簡便且つ精度良く分離して血漿を回収でき、しかも分離助剤等の薬剤を一切使用する必要がない。【解決手段】血漿回収器具10は、水平方向に形成された1本の長尺な空間であって、重力方向の深さが10μm〜1mmのマイクロ空間14と、該マイクロ空間14に対して重力方向上向きに連通する回収流路20と、マイクロ空間14の長尺一方端に形成されて大気に連通する液溜め部22、長尺他方端に形成されて大気に連通する空気抜き部24と、回収流路20の先端に形成されて大気に連通する吸引部26と、が基板12A内部に形成された器具本体12と、液溜め部22を介してマイクロ空間14に血液Aを充填する注射器16と、吸引部26に接続されるシリンジポンプ18と、で構成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
血液から血球を分離して血漿を回収する血漿回収方法において、
水平方向に形成された少なくとも1本の長尺な空間であって重力方向の深さが10μm〜1mmのマイクロ空間と、該マイクロ空間に対して前記重力方向上向きに連通すると共にマイクロ空間よりも等価直径の小さな回収流路とのうちの前記マイクロ空間に血液を充填する充填工程と、
前記マイクロ空間内に前記血液を所定時間静置して、該血液を重力により血漿と血球とに固液分離する固液分離工程と、
前記回収流路を吸引して前記固液分離された上澄液の血漿を回収する回収工程と、を備えたことを特徴とする血漿回収方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N33/48 H
, G01N1/10 D
, G01N1/10 V
Fターム (25件):
2G045BA10
, 2G045BB04
, 2G045BB05
, 2G045BB07
, 2G045BB50
, 2G045CA25
, 2G045HB02
, 2G045HB05
, 2G045JA07
, 2G052AA30
, 2G052CA03
, 2G052CA13
, 2G052CA40
, 2G052EA06
, 2G052EB11
, 2G052EB12
, 2G052EB13
, 2G052EC17
, 2G052ED06
, 2G052FD06
, 2G052HA17
, 2G052JA07
, 2G052JA11
, 2G052JA13
, 2G052JA16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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