特許
J-GLOBAL ID:200903088914224640

測距装置及び測距方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 開口 宗昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-243133
公開番号(公開出願番号):特開2002-055158
出願日: 2000年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月20日
要約:
【要約】【課題】 PN符号に符号変調された搬送波を用い、高分解能、高精度の測距を短時間かつ低コストで行う。【解決手段】 所定の周波数を有する第一のPN符号により符号変調された搬送波を測距ターゲットに対して発信し、前記測距ターゲットにより反射された前記搬送波を受信する。前記第一のPN符号と同一符号でかつ微小に異なる周波数を有する第二のPN符号と前記第一のPN符号との相関値により生成される第一のバースト状相関信号と、前記受信搬送波の符号と前記第二のPN符号との相関値から生成される第二のバースト状相関信号との位相差、及びこれらバースト状信号を積分処理した信号どうしの位相差を用いて演算により距離を求める。
請求項(抜粋):
(1)所定の周波数を発生する基準発振器と、(2)前記基準発振器が発生する周波数により駆動されてPN符号を発生する変調用符号発生器と、(3)前記変調用符号発生器からの符号出力により符号変調された搬送波を測距ターゲットに対して送信する送信器と、(4)前記測距ターゲットにより反射された前記搬送波を受信する受信器と、前記基準発信器と微小に異なる周波数を発生する参照用発振器と、(5)前記参照用発振器が発生する周波数により駆動されて前記変調用符号発生器と同一の符号を発生する参照用符合発生器と、(6)前記変調用符号発生器が発生する変調用符号と、前記参照用符号発生器が発生する参照用符合との相関値により、第一のバースト状相関信号を生成する送信側測距相関器と、(7)前記受信器が受信した受信符号と、前記参照用符号発生器が発生する参照用符合との相関値により、第二のバースト状相関信号を生成する受信側測距相関器と、(8)前記送信側相関器が発生する第一のバースト状相関信号を積分処理することにより、低周波数の波形信号へと変換する送信側波形整形器と、(9)前記受信側相関器が発生する第二のバースト状相関信号を積分処理することにより、低周波数の波形信号へと変換する受信側波形整形器と、(10)前記第一のバースト状相関信号と第二のバースト状相関信号との位相差を計測する手段と、(11)前記送信側波形整形器の出力信号と、前記受信側波形整形器の出力信号との位相差を計測する手段と、(12)前記第一のバースト状相関信号と第二のバースト状相関信号との位相差、及び前記送信側波形整形器の出力信号と前記受信側波形整形器の出力信号との位相差について、これらを組合せて用いることにより前記測距ターゲットまでの距離を換算する情報処理装置とを備えることを特徴とする測距装置。
Fターム (6件):
5J070AC02 ,  5J070AD02 ,  5J070AH02 ,  5J070AH04 ,  5J070AH31 ,  5J070AH39
引用特許:
審査官引用 (7件)
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