加工性に優れた耐摩耗鋼板およびその製造方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：小林英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-004434
公開番号（公開出願番号）：特開2008-169443
出願日： 2007年01月12日
公開日（公表日）： 2008年07月24日
要約：

【課題】曲げ加工性に優れた耐摩耗鋼板を提供する。【解決手段】mass%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、B:0.0003〜0.0030%、Ti:0.1〜1.2%、Al:0.1%以下を含み、さらにCu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、かつDI*値が60以上を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とし、さらに、ファライト-ベイナイト相を基地相とし、該基地相中に、好ましくは400個/mm2以上、硬質相が分散した組織とする。これにより、耐摩耗性を向上させ、かつ、曲げ加工性を向上させることが可能となる。なお、さらに、Nb、Vの1種または2種を含有してもよい。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

mass%で、 C:0.05〜0.35%、 Si:0.05〜1.0%、 Mn:0.1〜2.0%、 B:0.0003〜0.0030%、 Ti:0.1〜1.2%、 Al:0.1%以下を含み、さらにCu:0.1〜1.0%、Ni:0.1〜2.0%、Cr:0.1〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、W:0.05〜1.0%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、かつ下記(1)式で定義されるDI*値が60以上を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する加工性に優れた耐摩耗鋼板。記 DI*=33.85×(0.1×C*)0.5×(0.7×Si+1)×(3.33×Mn+1)×(0.35×Cu+1)×(0.36×Ni+1)×(2.16×Cr+1)×(3×Mo*+1)×(1.5×W*+1)......(1) ここで、 C*=C-1/4×(Ti-(48/14)N)、 Mo*=Mo×(1-0.5×(Ti-(48/14)N)、 W*=W×(1-0.5×(Ti-(48/14)N) C、Si、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、W:各元素の含有量(mass%)

IPC (3件)：

C22C 38/00 , C22C 38/58 , C21D 8/02

FI (3件)：

C22C38/00 301H , C22C38/58 , C21D8/02 A

Fターム (27件)：

4K032AA01 , 4K032AA02 , 4K032AA04 , 4K032AA05 , 4K032AA11 , 4K032AA14 , 4K032AA16 , 4K032AA19 , 4K032AA21 , 4K032AA22 , 4K032AA23 , 4K032AA24 , 4K032AA27 , 4K032AA29 , 4K032AA31 , 4K032AA35 , 4K032AA36 , 4K032AA37 , 4K032BA01 , 4K032CA01 , 4K032CA02 , 4K032CA03 , 4K032CC03 , 4K032CC04 , 4K032CD01 , 4K032CD02 , 4K032CD05

引用特許：

出願人引用 (4件)

特開昭62-142726号公報
特開昭63-169359号公報
特開平1-142023号公報

全件表示

審査官引用 (8件)

耐摩耗性鋼板を作製するための方法および得られた板
公報種別：公表公報出願番号：特願2004-554594 出願人：アンドユストウエル・クルゾ
表面性状に優れた耐摩耗鋼及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-047937 出願人：日本鋼管株式会社
耐摩耗性に優れた鋼
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-076286 出願人：日本鋼管株式会社

全件表示

前のページに戻る