特許
J-GLOBAL ID:200903089546838400

偶発的炉心溶融時に作動する炉心回収装置を内蔵する水型原子炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120921
公開番号(公開出願番号):特開平10-319166
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 偶発的炉心溶融により炉心から発生する固体または液体の砕片または破片を収集し、かつそれらを長期間原子炉容器内に閉じ込めておくことが可能な加圧水型または沸騰水型原子炉を提供する。【解決手段】 加圧水型または沸騰水型原子炉において、炉心(20)の偶発的溶融の場合に真皮物質を回収できる受容体(30)は、容器(18)内に直接載置される。冷却空間(33)は受容体(30)と容器(18)の底部との間に設けられる。少なくとも1槽の第1の貯水槽(34)により、事故の場合に自然流下で水を容器に充満できる。ついで第2の貯水槽(40)は、冷却水を容器ウエル(14)に充満する。受容体(30)は、割れ目のある垂直チューブにより横断され、またセル式構造部材がチューブ間に載置される。これは、多量の真皮物質の水との直接接触を防止する障害物の網目組織を提供する。
請求項(抜粋):
容器壁を形成する閉じ込めエンクロージャ、容器壁に収納される反応容器、および容器に収納される原子炉炉心から構成される水型原子炉であって、炉心溶融時に、容器の底部内で炉心の下方に載置され、前記底部から冷却空間だけ離される炉心捕捉受容体と、通常は冷却水が充満され、閉じ込めエンクロージャ内に載置され、かつ第1の常時閉弁により制御される第1の自然流下パイプにより容器へ接続される少なくとも1槽の第1の貯水槽と、および通常は冷却水が充満され、閉じ込めエンクロージャ内に載置され、かつ第2の常時閉弁により制御される第2の自然流下パイプにより容器壁へ接続される少なくとも1槽の第2の貯水槽とから構成されることを特徴とする原子炉。
IPC (2件):
G21C 9/016 GDP ,  G21C 9/016 GDB
FI (2件):
G21C 9/00 GDP H ,  G21C 9/00 GDB H
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 原子炉の炉心デブリ冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-236003   出願人:三菱原子力工業株式会社
  • コアキャッチャー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-178351   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭50-125196
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