特許
J-GLOBAL ID:200903089742783134
溶銑の精錬方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中濱 泰光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-036428
公開番号(公開出願番号):特開2005-226127
出願日: 2004年02月13日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】 溶銑に酸素ガスを吹き付けて行う精錬において、鉄鉱石などの固体酸素源を使用せずに、スラグ中のT.Fe濃度を脱燐反応や脱珪反応などに最適な範囲に調整する。【解決手段】 精錬用容器5内に収容された溶銑2の浴面に向けて酸素ガスを上吹きして溶銑を精錬する際に、上吹き酸素ガスの供給速度、溶銑の攪拌用ガスの流量、酸素ガスの上吹き時に溶銑浴面に形成される窪み部の深さ(L)と溶銑の浴深さ(L0 )との比(L/L0 )、及び、前記容器内のスラグ15の質量を調整し、当該スラグのT.Fe濃度を10〜40mass%の範囲に制御する。この場合、酸素ガスの供給速度を0.5〜3.0Nm3 /min・t、攪拌用ガスの流量を0.01〜0.30Nm3 /min・t、前記比(L/L0 )を0.03〜0.30、且つ、酸素ガス供給開始後2〜4分経過した時点における精錬用容器内のスラグの質量を5〜50kg/tとすることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
精錬用容器内に収容された溶銑の浴面に向けて酸素ガスを上吹きして溶銑を精錬する際に、上吹き酸素ガスの供給速度、溶銑の攪拌用ガスの流量、酸素ガスの上吹き時に溶銑浴面に形成される窪み部の深さ(L)と溶銑の浴深さ(L0 )との比(L/L0 )、及び、精錬用容器内のスラグの質量を調整し、当該スラグのT.Fe濃度を10〜40mass%の範囲に制御することを特徴とする、溶銑の精錬方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C21C1/02 110
, C21C1/04 101
Fターム (12件):
4K014AA01
, 4K014AA03
, 4K014AB03
, 4K014AC08
, 4K014AC11
, 4K014AC14
, 4K014AC16
, 4K014AC17
, 4K014AD01
, 4K014AD23
, 4K014AD27
, 4K014AE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
溶銑の脱りん方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-071861
出願人:住友金属工業株式会社
審査官引用 (3件)
-
溶銑の脱りん方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-008506
出願人:新日本製鐵株式会社
-
溶銑の脱燐方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-243388
出願人:川崎製鉄株式会社
-
転炉を用いた溶銑の脱燐方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-320119
出願人:新日本製鐵株式会社
前のページに戻る