特許
J-GLOBAL ID:200903089876866060
電動機駆動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 坂口 智康
, 内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-283870
公開番号(公開出願番号):特開2006-101621
出願日: 2004年09月29日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】簡単な演算によりインバータの電圧利用率を向上させ、電動機の高速運転を実現する。【解決手段】電動機駆動装置3は、速度制御部11により作成された電流指令値I*と電流検出部9により検出された電流値との電流誤差から電圧指令値v*を作成する電流制御部12と、電圧指令値v*の3次調波の位相を補償する3次調波位相補償部18と、電圧指令値v*の大きさと補償された3次調波の位相とから3次調波を導出する3次調波演算部19と、電圧指令値v*に導出された3次調波を加算することで電圧補正を行なう電圧指令補正部16とを備える。この3次調波位相補償部19により、電圧指令値v*と3次調波との位相ずれを補償することでインバータ5の出力電圧を最大とすることができ、簡単な演算によりマイコンなどの演算手段のコストアップをせずにインバータ5の電圧利用率を向上させ、電動機4の高速運転を実現できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高圧側に配置された上アームスイッチング素子と低圧側に配置された下アームスイッチング素子からなるスイッチング素子対を複数有し、各スイッチング素子の動作により直流電圧を所望の周波数、電圧の交流電圧に変換し、複数相の電動機にその駆動電圧として供給するインバータと、前記電動機の固定子巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電動機に対する電流指令値と前記電流検出手段により検出された電流検出値との電流誤差から前記電動機の電圧指令値を作成する電流制御手段と、前記電動機の回転出力に関する値に基づいて、前記電圧指令値の3次調波の位相を補償する3次調波位相補償手段と、前記3次調波位相補償手段により補償された前記3次調波の位相と前記電圧指令値から前記3次調波を導出する3次調波演算手段と、前記電圧指令値に前記3次調波を加算することにより、前記電圧指令値を補正する電圧指令補正手段と、前記電圧指令値の補正値に基づいて、前記インバータの各スイッチング素子の動作を制御するPWM信号を生成するPWM信号生成手段とを備え、該3次調波位相補償手段は、前記電動機の回転出力に関する値に比例して前記3次調波の位相が大きくなるように3次調波位相補償値を設定することを特徴とする電動機駆動装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (16件):
5H560AA02
, 5H560BB04
, 5H560DA14
, 5H560DB20
, 5H560DC12
, 5H560DC13
, 5H560EB01
, 5H560RR05
, 5H560SS07
, 5H560TT11
, 5H560TT15
, 5H560UA06
, 5H560XA02
, 5H560XA04
, 5H560XA12
, 5H560XA13
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特許第3419725号公報
-
PWM電力変換装置の制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-328643
出願人:富士電機株式会社
審査官引用 (7件)
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