特許
J-GLOBAL ID:200903090387043912

高強度電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小倉 亘 ,  岡田 萬里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-200724
公開番号(公開出願番号):特開2007-015000
出願日: 2005年07月08日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】 析出強化,加工強化で高強度化され、溶融めっきや溶接後にも強度低下を来たさず、耐食性に優れた高強度電縫鋼管を提供する。【解決手段】 C:0.05〜0.20%,Si:0.05〜0.6%,Mn:1.5〜2.5%,P:0.05%以下,S:0.02%以下,Al:0.005〜0.10%,Ti:0.01〜0.15%,Nb:0.01〜0.05%を含む鋼材を使用する。仕上げ温度:Ar3変態点以上,巻取り温度:600〜500°Cで熱間圧延した後、冷延率:1〜20%の一次冷延,酸洗,冷延率:1〜75%,総冷延率:30%以上の二次冷延を経た後、加熱温度:480〜600°Cで還元焼鈍した鋼帯をめっき浴に導入し引き上げることによりめっき鋼帯とし、該亜鉛めっき鋼帯から電縫鋼管を製造する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.20質量%,Si:0.05〜0.6質量%,Mn:1.5〜2.5質量%,P:0.05質量%以下,S:0.02質量%以下,Al:0.005〜0.10質量%,Ti:0.01〜0.15質量%,Nb:0.01〜0.05質量%,Fe:不可避的不純物を除く残部の組成をもち、C当量=C+1/6Mn+1/24Siで算出されるC当量を0.25〜0.6質量%に調整した鋼材を連続鋳造し、 仕上げ温度:Ar3変態点以上,巻取り温度:600〜450°Cで熱間圧延し、 得られた冷延用素材を酸洗前に一次冷延率:1〜20%で冷間圧延し、 酸洗後に二次冷延率:1〜75%,総冷延率:30%以上で冷間圧延し、 冷間圧延で高強度化された冷延鋼帯を連続めっきラインに通板し、再結晶温度未満の加熱温度域:500〜600°Cで還元焼鈍した後、めっき浴に導入して引き上げることによりめっき層を鋼板表面に形成させ、 得られためっき鋼帯を所定板幅に裁断して、板幅方向両端部を溶接した電縫鋼管とし、 溶接ビードを切削除去した後、溶接ビード切削部表面にZn,Al,Zn-Al合金又はMg-Al合金ワイヤを用いて連続的に溶射し溶接部を補修することを特徴とする表面性状,耐食性に優れた700N級以上の高強度電縫鋼管の製造方法。
IPC (6件):
B21C 37/08 ,  B21B 3/00 ,  B21B 45/06 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14
FI (6件):
B21C37/08 A ,  B21B3/00 A ,  B21B45/06 J ,  C21D9/46 J ,  C22C38/00 301T ,  C22C38/14
Fターム (26件):
4E028CA01 ,  4E028LA03 ,  4E028LA08 ,  4K037EA01 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA19 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EB05 ,  4K037EB06 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EC01 ,  4K037FA03 ,  4K037FC07 ,  4K037FE06 ,  4K037FG03 ,  4K037FH01 ,  4K037FJ04 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (6件)
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