特許
J-GLOBAL ID:200903090622152341

プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びプラズマディスプレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066986
公開番号(公開出願番号):特開平11-085099
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 容量性負荷であるプラズマディスプレイパネルの充放電による無効電力の回収効率を高めようとすると、プラズマディスプレイパネルにおけるガス放電特性に悪影響を与えるという相反する課題を克服する。【解決手段】 互いに平行に、表示ライン毎に対をなして配置された第1および第2の電極X、Y1〜Ynのそれぞれに、第1及び第2維持パルスが、時間的に一部分の出力期間互いに重なり合うように、印加される。しかも、第1及び第2維持パルスの内で最初に立上がる方のパルスの立上がり時及び立下がり時の電圧変化率は、他方のパルスのそれらよりも速い。
請求項(抜粋):
少なくとも一方が誘電体で覆われた第1の電極及び第2の電極を有し、前記第1及び第2の電極間に交互に極性が変わるパルス電圧を印加することによってガス放電を繰返し発生させるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において、インダクタを介して上記第1及び第2電極間の静電容量成分を充電するとともに前記インダクタに流れる電流の大きさが最大に達するまで前記インダクタ内にエネルギーを蓄える第1の工程と、上記インダクタに蓄えられた前記エネルギーを前記静電容量成分に対して放出する第2の工程と、上記インダクタの前記エネルギーの前記静電容量成分に対する放出の途中から、当該放出に加えて更に、前記インダクタを介さない経路から前記静電容量成分を低インピーダンスで充電して、前記静電容量成分に前記パルス電圧に相当する電圧を供給する第3の工程と、を備え、前記経路を経ないで前記インダクタから前記静電容量成分を充電するものとしたときに、前記インダクタと前記静電容量成分とより成るLC共振回路のQ値で定まる前記静電容量成分の到達電圧がガス放電開始電圧よりも高くなるように、前記インダクタのインダクタンスの値は設定されており、前記ガス放電開始電圧とは前記ガス放電を発生させるために前記静電容量成分に印加すべき最小限の電圧であることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
IPC (3件):
G09G 3/28 ,  G09F 9/313 ,  H01J 11/02
FI (3件):
G09G 3/28 J ,  G09F 9/313 A ,  H01J 11/02 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
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