特許
J-GLOBAL ID:200903090796480461

車載装置及び運行管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-079117
公開番号(公開出願番号):特開2006-256545
出願日: 2005年03月18日
公開日(公表日): 2006年09月28日
要約:
【課題】軌道区間に通信不能区間が存在する場合にも、鉄道車両の在線を確実に把握して安全運行を実現する。【解決手段】他鉄道車両の車両位置に関する情報を無線通信により授受することで移動閉塞を実現する鉄道システムにおいて、軌道5上に通信不能区間が存在する場合、当該通信不能区間を含む固定閉塞区間を設定し、固定閉塞区間に先行車両が在線する場合、他鉄道車両の固定閉塞区間への進入を禁止することにより、鉄道車両同士が衝突しないように運行管理することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の運行管理装置及び/又は他鉄道車両と無線通信を行い、前方所定距離内に他鉄道車両が位置するか否かに応じて乗務員に向けた信号現示表示を行って移動閉塞を実現する鉄道車両に設置される車載装置であって、 GPS衛星(GPS:Global Positioning System)を利用して自鉄道車両の車両位置を測位する測位手段と、 軌道の位置情報を含む地図情報及び前記測位した車両位置に基づいて、自鉄道車両の位置を予め設定された起点からのキロ程で算出するキロ程算出手段と、 通信不能区間を含み両端が通信可能な地点でなる軌道に沿って予め設定された固定閉塞区間の始点及び終点である端点のキロ程を固定閉塞区間毎に記憶する固定閉塞区間情報記憶手段と、 前記固定閉塞区間情報記憶手段に記憶された端点のキロ程、及び前記キロ程算出手段により算出された自鉄道車両のキロ程に基づいて、自鉄道車両が固定閉塞区間の端点を通過したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により通過したと判定された場合に、判定された固定閉塞区間の端点の通過に基づく通過情報を前記運行管理装置に送信する送信手段と、 前記運行管理装置から前記固定閉塞区間情報記憶手段により記憶された固定閉塞区間の信号現示に関する情報及び/又は他鉄道車両の固定閉塞区間の端点の通過に基づく通過情報を受信する受信手段と、 前記受信された情報及び前記キロ程算出手段により算出された自鉄道車両のキロ程に基づいて、固定閉塞区間の閉塞信号の信号現示表示を行う固定閉塞信号現示制御手段と、 を備えることを特徴とする車載装置。
IPC (3件):
B61L 23/14 ,  B61L 25/02 ,  B61L 27/00
FI (3件):
B61L23/14 Z ,  B61L25/02 G ,  B61L27/00 K
Fターム (11件):
5H161AA01 ,  5H161BB02 ,  5H161CC13 ,  5H161DD21 ,  5H161DD50 ,  5H161FF02 ,  5H161FF07 ,  5H161GG04 ,  5H161GG12 ,  5H161GG22 ,  5H161JJ29
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • 軌道上移動体制御装置および進出方向検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-140536   出願人:東海旅客鉄道株式会社, 日本機械保線株式会社, 株式会社東京保機エンジニアリング
  • 自動列車制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-293131   出願人:株式会社京三製作所
  • 列車制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-334706   出願人:三菱電機株式会社
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