特許
J-GLOBAL ID:200903090915489014
内燃機関用バルブタイミング調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129787
公開番号(公開出願番号):特開平10-317920
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ハウジング部材と当接するベーン部材の係止部にかえりが発生してもベーン部材とハウジング部材がスムーズに相対回動できるエンジン用バルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 ベーン9bには、シューハウジング3に対してベーンロータが遅角側にあるときにシューの周方向端面と当接する係止部8が設けられている。係止部8とシューハウジング3との間には、ベーン9bの回動軸方向の両方に隙間8aが設けられている。したがって、係止部8にかえりが発生した場合でも、そのかえりがシューハウジング3のフロントプレート5やリアプレート18と接触することがないので、シューハウジング3に対してベーンロータ9はスムーズに相対回動することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転するハウジング部材と、前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲に限って前記ハウジング部材に対して相対回動可能に収容されるベーン部材と、前記ベーン部材に設けられ、前記収容室の周方向端部の少なくともいずれか一方側において前記ハウジング部材の周方向端面と当接する係止部とを備え、前記ハウジング部材の周方向端面と当接する前記係止部の当接面は、前記ハウジング部材と摺動する前記ベーン部材の回転軸方向両端面よりも内側に位置していることを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
引用特許:
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