特許
J-GLOBAL ID:200903091309260571

動圧軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073763
公開番号(公開出願番号):特開平9-264320
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 軸とスリーブとの間で外部に連通している細路から潤滑流体が漏れ出すことを防止できる動圧軸受を提供する。【解決手段】 この動圧軸受は、小径部3と大径部5とフランジ部6とを有する軸1と、スリーブ2とを備える。大径部5の周面5Bとスリーブ2の大径内周面22とが形成する第1ラビリンスシール部25と、小径部3の周面3Aとスリーブ2の小径内周面12Aとが形成する円筒状の細路17と、大径部5の段面5Aと軸方向面16とが形成する環状の細路18とが構成する第2ラビリンスシール部20と、第1ラビリンスシール部25と第2ラビリンスシール部20の間の潤滑剤溜り28を備えている。潤滑剤20は、第1ラビリンスシール部25と潤滑剤溜まり28と第2ラビリンスシール部20の3箇所で漏出が阻まれる。
請求項(抜粋):
軸方向の一方の端に形成された小径部とこの小径部に隣接する大径部とこの大径部に隣接するフランジ部とを有する軸と、この軸を囲み、上記軸の小径部が嵌入する貫通孔を有するスリーブとを備え、上記フランジ部の軸方向面もしくは上記軸方向面に対向するスリーブの軸受面に動圧溝が形成されている動圧軸受であって、上記軸の大径部の周面とこの周面に対向するスリーブの大径内周面とが形成する円筒状の細路で構成される第1ラビリンスシール部と、上記小径部の周面とこの周面に対向するスリーブの貫通孔の小径内周面とが形成する円筒状の細路と、上記小径部に隣接する大径部の段面とこの段面に対向するスリーブの軸方向面とが形成する環状の細路とで構成されている第2ラビリンスシール部と、上記第1ラビリンスシール部と第2ラビリンスシール部との間に配置され、第1ラビリンスシール部と第2ラビリンスシール部とに連通した潤滑剤溜りとを備えていることを特徴とする動圧軸受。
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (3件)
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-192084   出願人:日本電産株式会社
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-208237   出願人:日本電産株式会社
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-128499   出願人:日本電産株式会社

前のページに戻る