特許
J-GLOBAL ID:200903091507330356
延伸フィルムの製造方法、位相差フィルム、円偏光板、及び液晶表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 芳洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-263993
公開番号(公開出願番号):特開2008-080674
出願日: 2006年09月28日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】幅方向の厚みムラや配向方向のバラツキが無く、光学特性に優れ、巻取方向に対し所定の角度の範囲で配向軸が傾いた、広幅で長尺の延伸フィルムを提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂からなる長尺の未延伸フィルムをその進行方向と直角な方向に延伸して、配向角θ1が幅方向に対して0°≦θ1≦1°であり、かつ複屈折Δnが0.001〜0.003の範囲にある第一延伸フィルムを得る工程と、第一延伸フィルムを巻取方向に対して角度θが10°<θ<60°の方向で繰り出しながら、1.0≦R2/R1≦2.0...(1)、0°≦θo≦θi≦6°...(2)、4°≦θo(max)+θi(max)≦7°...(3)の各条件を満たすようにテンター内で再延伸することにより、配向角θ2が前記巻取方向に対して40°<θ2<50°の範囲の第二延伸フィルムを得る工程とを備えて構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなる長尺の未延伸フィルムを該未延伸フィルムの進行方向と直角な方向に延伸して、配向角θ1が幅方向に対して-1°≦θ1≦1°であり、かつ複屈折Δnが0.001〜0.003の範囲にある第一延伸フィルムを得る工程と、
前記第一延伸フィルムを巻取方向に対して角度θが10°<θ<60°の方向で繰り出しながら、下記式(1)、(2)、(3)の条件を満たすようにテンター内で再延伸することにより、配向角θ2が前記巻取方向に対して40°<θ2<50°の範囲の第二延伸フィルムを得る工程とを含む長尺の延伸フィルムの製造方法。
1.0≦R2/R1≦2.0 ...(1)
0°≦θo≦θi≦6° ...(2)
4°≦θo(max)+θi(max)≦7° ...(3)
但し、
R1は前記第一延伸フィルムの延伸倍率、
R2は前記第二延伸フィルムの延伸倍率、
θoは前記第二延伸フィルムの進行方向が前記巻取方向に対して略平行となる後半ゾーンにおける前記第二延伸フィルムの外側端縁の軌道と前記巻取方向とのなす角度、
θiは前記後半ゾーンにおける前記第二延伸フィルムの内側端縁の軌道と前記巻取方向とのなす角度、
θo(max)は前記θoの最大値、
θi(max)は前記θiの最大値、
θo、θi、θo(max)、θi(max)は前記外側端縁の軌道及び前記内側端縁の軌道が互いに離間する方向を正、近接する方向を負とする。
IPC (3件):
B29C 55/08
, G02B 5/30
, G02F 1/133
FI (3件):
B29C55/08
, G02B5/30
, G02F1/13363
Fターム (22件):
2H049BA02
, 2H049BA03
, 2H049BA06
, 2H049BA42
, 2H049BB42
, 2H049BC03
, 2H049BC22
, 2H091FA11
, 2H091FB02
, 2H091FC07
, 2H091FD07
, 2H091LA11
, 2H091LA12
, 4F210AA12
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR07
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QC14
, 4F210QG01
, 4F210QG18
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (9件)
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光学フィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-138820
出願人:積水化学工業株式会社
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光学フィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-138821
出願人:積水化学工業株式会社
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長尺状光学フィルムの製造装置及び製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-138822
出願人:積水化学工業株式会社
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