特許
J-GLOBAL ID:200903091639461468

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009631
公開番号(公開出願番号):特開平10-203147
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 空調装置の設置スペースを増すことなく、また冷房能力を低下させることなく、エアコンサイクルによる暖房運転が可能で低コストの車両用空調装置を提供する。【解決手段】 空調ダクト内に第1および第2の車室内熱交換器321、322を設置する。四方弁74によって、冷房運転時には第1および第2の車室内熱交換器321、322が吸熱器となるように冷媒流路を切り換える一方、暖房運転時には第1の車室内熱交換器321が吸熱器に、第2の車室内熱交換器322が放熱器となるように冷媒流路を切り換える。冷房運転時は第1の絞り弁34が膨張弁として作用し、第2の絞り弁36は絞り効果を有さずに冷媒を第2の車室内熱交換器322へ導く。暖房運転時は第2の絞り弁36のみが膨張弁として作用し、冷媒は第1の絞り弁34内を流動しない。
請求項(抜粋):
冷媒を吐出するコンプレッサと、冷房運転時に前記コンプレッサから圧送される冷媒の熱を車室外へ放熱する車室外熱交換器と、冷房運転時にも暖房運転時にも冷媒によりダクト内の空気を吸熱する第1の車室内熱交換器と、冷房運転時には冷媒により前記ダクト内の空気を前記第1の車室内熱交換器とともに吸熱し、暖房運転時には冷媒の熱を前記ダクト内へ放熱する第2の車室内熱交換器と、冷房運転時に前記車室外熱交換器からの冷媒を断熱膨張させる第1の絞り弁と、冷房運転時には前記第1の絞り弁で断熱膨張された冷媒を断熱膨張せずにそのまま通過させて前記第2の車室内熱交換器へ導き、前記第2の車室内熱交換器を前記第1の車室内熱交換器とともに吸熱器として機能させる一方、暖房運転時には前記コンプレッサから圧送され、前記第2の車室内熱交換器で放熱された冷媒を断熱膨張させて前記第1の車室内熱交換器へ導き、前記第1の車室内熱交換器を吸熱器として機能させる第2の絞り手段と、冷房運転時には前記第1の絞り弁で断熱膨張した後に前記第1および第2の車室内熱交換器に導かれ、前記第1および第2の熱交換器で熱交換された冷媒を前記コンプレッサへ還流されるように冷媒流路を切り換える一方、暖房運転時には前記第2の絞り手段で断熱膨張した後に前記第1の車室内熱交換器に導かれ、前記第1の車室内熱交換器で熱交換された冷媒をコンプレッサへ還流されるように冷媒流路を切り換える冷媒流路切換手段とを有することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624
FI (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 H
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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