特許
J-GLOBAL ID:200903092539958469

差動増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-185118
公開番号(公開出願番号):特開平11-031929
出願日: 1997年07月10日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】電流増幅段がトランジスタ本来の電流利得を維持しながら、発振に対して安定度が高く、かつ、出力電流のバラツキが小さい差動増幅器を提供する。【解決手段】入力差動対を構成するトランジスタとは逆導電性のトランジスタでエミッタを正電圧源とした2つのカレントミラー回路の入出力間を抵抗を介して接続して能動負荷を構成し、能動負荷のトランジスタと同導電性のトランジスタでエミッタを正電圧源とするエミッタ接地電流増幅段を三組用意し、一つはベースコレクタ間に容量を配置してベースを能動負荷のカレントミラー出力の一方に接続し、他の二つはベース共通としカレントミラー出力のもう一方に接続し、各コレクタ出力を一方はベースコレクタ間に容量を配置して抵抗を介して負電圧源に接続し、他方は差動対トランジスタと同導電性のトランジスタでエミッタを負電圧源としたカレントミラー回路の入力に接続して出力増幅段を構成する。
請求項(抜粋):
共通エミッタを負電圧源より定電流源を介して電流バイアスした差動対トランジスタからなる入力差動対と、前記差動対トランジスタとは逆導電性のトランジスタを用いてエミッタを正電圧源とした第1、第2のカレントミラー回路の入出力間を相互に各々抵抗を介して接続してなり、前記入力差動対の各コレクタ出力が前記第1、第2のカレントミラー回路の出力に各々接続された能動負荷と、この能動負荷を構成するトランジスタと同導電性のトランジスタを用いてエミッタを正電圧源とするエミッタ接地電流増幅段を三組用意して、第1の電流増幅段はベース・コレクタ間に容量を配置してベースを前記能動負荷のカレントミラー出力の一方に接続し、第2、第3の電流増幅段はベース共通として前記能動負荷のカレントミラー出力のもう一方に接続するとともに、その各コレクタ出力を、一方はベース・コレクタ間に容量を配置して抵抗を介して負電圧源に接続し、もう一方は、前記差動対トランジスタと同導電性のトランジスタを用いてエミッタを負電圧源とした第3のカレントミラー回路の入力に接続した出力電流増幅段と、を具備し、前記第3のカレントミラー回路の出力を前記第1の電流増幅段の出力コレクタと接続してシングルエンド出力としたことを特徴とする差動増幅器。
IPC (2件):
H03F 3/45 ,  H03F 3/30
FI (2件):
H03F 3/45 A ,  H03F 3/30
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭61-074406
  • 特開昭58-195307
  • 特開昭58-016396
全件表示
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-074406
  • 特開昭58-195307
  • 特開昭58-016396
全件表示

前のページに戻る