特許
J-GLOBAL ID:200903092574032625

モータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-280120
公開番号(公開出願番号):特開2001-103707
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月13日
要約:
【要約】【課題】 離間して配設されたラジアル動圧軸受部間に保持される潤滑油量にアンバランスが生じた場合に潤滑油の再配分が可能であるとともに長期間にわたって使用可能なモータを提供すること。【解決手段】 気体介在部によって分離された一対のラジアル動圧軸受部間を連通し且つ少なくともモータの停止時にはそれぞれのラジアル動圧軸受部に保持される潤滑油が相互に移動可能となる連通溝を形成し、各ラジアル動圧軸受部に保持される潤滑油量にアンバランスが生じた場合に潤滑油の再配分を可能にする。また、連通溝の形状を各端部が位置するラジアル動圧軸受部側で周回方向がモータの回転方向に対して相互に逆向きの螺旋状とすることで、ラジアル動圧軸受部から軸線方向内方に漏出した潤滑油が連通溝に捕捉され、モータ回転時に遠心力の作用によって各ラジアル動圧軸受部に環流されて、潤滑油の早期の枯渇が防止される。
請求項(抜粋):
シャフトの両端部に固着された一対の円盤状スラストプレートと、前記シャフトの外周面にラジアル微少間隙を介して対向するラジアル内周面、前記一対のスラストプレートの軸線方向面にスラスト微少間隙を介して対向するスラスト面及び前記一対のスラストプレートの外周面と間隙を介して半径方向に対向する囲繞内周面を有するスリーブ部材と、前記一対のスラストプレートの相互に対向する側の軸線方向面とこれらと対向する前記スリーブ部材のスラスト面との間に規定される前記スラスト微小間隙中に潤滑油を保持してなる一対のスラスト動圧軸受部と、該一対のスラスト動圧軸受部に隣接し前記シャフトの外周面と前記スリーブ部材のラジアル内周面との間に規定される前記ラジアル微小間隙中に前記スラスト動圧軸受部に保持される潤滑油に連続して潤滑油を保持してなるラジアル動圧軸受部とを備えたモータにおいて、前記一対のラジアル微少間隙の略中央部にはモータ外部と連通する環状の気体介在部が設けられるとともに前記一対のラジアル動圧軸受部に保持される潤滑油は、該気体介在部に保持される空気によって分離されており、また、前記スリーブ部材の前記ラジアル内周面には、前記気体介在部によって分離された前記一対のラジアル動圧軸受部間を連通し且つ少なくともモータの停止時には前記一対のラジアル動圧軸受部のそれぞれに保持される潤滑油が相互に移動可能となる連通溝が形成されていることを特徴とするモータ。
IPC (4件):
H02K 7/08 ,  F16C 17/10 ,  F16C 33/10 ,  H02K 5/16
FI (4件):
H02K 7/08 A ,  F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 Z ,  H02K 5/16 Z
Fターム (31件):
3J011AA07 ,  3J011BA03 ,  3J011BA09 ,  3J011CA01 ,  3J011CA02 ,  3J011CA03 ,  3J011JA02 ,  3J011KA04 ,  3J011MA03 ,  3J011MA24 ,  5H605AA04 ,  5H605BB05 ,  5H605BB19 ,  5H605CC04 ,  5H605DD09 ,  5H605EB02 ,  5H605EB06 ,  5H607AA04 ,  5H607BB01 ,  5H607BB09 ,  5H607BB14 ,  5H607BB17 ,  5H607CC01 ,  5H607CC05 ,  5H607DD03 ,  5H607FF12 ,  5H607GG01 ,  5H607GG02 ,  5H607GG09 ,  5H607GG12 ,  5H607GG15
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る