特許
J-GLOBAL ID:200903093300392664

不帰還型負荷電流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-229461
公開番号(公開出願番号):特開2007-047912
出願日: 2005年08月08日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】電気負荷の半断線・半短絡状態の異常兆候を感知して異常報知を行なう。【解決手段】電気負荷111aは駆動電源101から給電され、マイクロプロセッサ(CPU)120Aが目標電流Isと駆動電源電圧Vbに応じて開閉素子141Aの開閉通電率を制御することによって所定の目標電流が得られるようにオープンループ制御されている。開閉素子141Aのグランド側に接続された電流検出抵抗142の両端電圧は、電流検出用増幅回路部150aから多チャンネルAD変換器131を介して監視電圧EfaとしてCPU120Aに入力されている。CPU120Aは目標電流に対応した比較目標電圧Esaと監視電圧Efaとの間に第一の許容誤差以上の誤差があると異常兆候ありと判定し、更に大きな第二の許容誤差を超える誤差があると発現異常と判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
駆動電源と誘導性の電気負荷と開閉素子との直列回路によって構成された給電駆動回路部と、上記電気負荷に対する通電目標電流と駆動電源電圧の値に応動して上記開閉素子の通電期間と通電周期との比率である通電率を制御する給電制御回路部とを備えた不帰還型負荷電流制御装置であって、 上記給電駆動回路部は、更に上記開閉素子と上記駆動電源のグランド回路との間に接続された電流検出抵抗と、上記電流検出抵抗の両端電圧を増幅する演算増幅器と該演算増幅器の入力回路または出力回路の少なくとも一方に設けられ上記電流検出抵抗の両端電圧の平均値に略比例した測定用電圧を得る平滑コンデンサを設けた電流検出用増幅回路部と、上記電気負荷と並列接続され、上記開閉素子が閉路していたときに給電されていた負荷電流が、上記開閉素子が開路したときに還流減衰して負荷電流を平滑化する転流回路とを備え、 上記給電制御回路部は、上記駆動電源から給電されて駆動電源電圧よりも低い値の安定化された制御電源電圧を発生する制御電源ユニットから給電されるマイクロプロセッサと、複数のアナログ信号が入力される多チャンネルAD変換器と、上記マイクロプロセッサと協働し、負荷電流制御プログラムが格納されると共に異常兆候検出手段となるプログラムを包含した不揮発プログラムメモリとを備え、 上記演算増幅器の出力は、上記制御電源電圧以下の値に制限された監視電圧として上記多チャンネルAD変換器を介して上記マイクロプロセッサに入力され、 上記異常兆候検出手段は、上記通電目標電流に対応した比較目標電圧と上記監視電圧との相対誤差が正常値範囲を僅かに逸脱した第一の許容誤差幅の域外であるときに異常報知指令出力を発生し、 上記異常兆候検出手段が異常検出を行なうときの上記測定用電圧は、上記制御電源電圧未満の値に設定されていることを特徴とする不帰還型負荷電流制御装置。
IPC (3件):
G05F 1/10 ,  H01F 7/18 ,  H02M 3/155
FI (3件):
G05F1/10 304C ,  H01F7/18 B ,  H02M3/155 C
Fターム (24件):
5H410CC02 ,  5H410DD02 ,  5H410EA11 ,  5H410EB09 ,  5H410EB25 ,  5H410EB37 ,  5H410FF05 ,  5H410FF25 ,  5H410FF28 ,  5H410HH05 ,  5H410LL05 ,  5H410LL14 ,  5H410LL20 ,  5H730AA20 ,  5H730BB11 ,  5H730DD04 ,  5H730DD32 ,  5H730FD31 ,  5H730FF09 ,  5H730XX01 ,  5H730XX11 ,  5H730XX26 ,  5H730XX35 ,  5H730XX50
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (7件)
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