特許
J-GLOBAL ID:200903093710781633
測位方法、プログラム、測位装置及び電子機器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
上柳 雅誉
, 須澤 修
, 宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-335945
公開番号(公開出願番号):特開2009-156734
出願日: 2007年12月27日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】測位装置の移動状態を適切に判定してフィルタ特性を可変することで、測位精度の向上を図ること。【解決手段】携帯型電話機1において、速度補正処理で補正された状態ベクトル「X」から求められる携帯型電話機1の速度「V」に含まれる速度誤差「σV」(速度成分の精度)が、速度予測処理で予測された誤差共分散行列「P」に基づいて決定され、当該速度誤差「σV」に基づいて、携帯型電話機1の移動状態を判定するための速度閾値(速度条件)が設定される。そして、速度補正処理で補正された状態ベクトル「X」から求められる速度「V」と、先に設定された速度閾値とが比較されて携帯型電話機1の測位モード(移動状態)が判定され、当該測位モードに応じたプロセスノイズ「Q」(フィルタ特性)でカルマンフィルタ処理が実行されて、現在位置が測位される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
測位用衛星からの衛星信号を捕捉して、自測位装置の位置及び速度を成分とする状態ベ
クトル及び当該状態ベクトルの誤差共分散を予測する予測処理と、各捕捉衛星毎に当該捕
捉衛星からの受信信号周波数の実測値と予測値との差を観測値として前記状態ベクトルの
速度成分を補正する速度補正処理と、各捕捉衛星毎に当該捕捉衛星と自測位装置間の距離
を示す距離相当値の実測値と予測値との差を観測値として前記状態ベクトルの位置成分を
補正する位置補正処理とを含むカルマンフィルタ処理を実行して、現在位置の測位を行う
測位装置における測位方法であって、
前記速度補正処理で補正された状態ベクトルの速度成分の精度を、前記予測処理で予測
された誤差共分散に基づいて決定することと、
前記測位装置の移動状態を判定するための速度条件を、前記決定された速度成分の精度
に基づいて設定することと、
前記速度補正処理で補正された状態ベクトルの速度成分と、前記設定された速度条件と
を比較して、前記測位装置の移動状態を判定することと、
前記判定された移動状態に応じて、フィルタ特性を可変して前記カルマンフィルタ処理
を実行して現在位置を測位することと、
を含む測位方法。
IPC (3件):
G01S 5/14
, G01C 21/00
, G08G 1/096
FI (3件):
G01S5/14
, G01C21/00 D
, G08G1/0969
Fターム (18件):
2F129AA03
, 2F129BB03
, 2F129BB48
, 2F129BB64
, 2F129FF11
, 2F129FF12
, 5H180AA21
, 5H180BB05
, 5H180CC12
, 5H180FF04
, 5H180FF07
, 5J062AA08
, 5J062AA09
, 5J062BB05
, 5J062CC07
, 5J062DD23
, 5J062DD25
, 5J062EE01
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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