特許
J-GLOBAL ID:200903093790051061

β-1,4-ガラクトシル-マルトースの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩澤 寿夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-018477
公開番号(公開出願番号):特開平11-215997
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 構造異性体であるβ-1,6-ガラクトシル-マルトースを生成することなく、又、高価で処理能力の低いゲル濾過精製法を用いることなく、工業的規模で簡便に行うことができるβ-1,4-ガラクトシル-マルトースの製造方法を提供することにある。【解決手段】 構造異性体であるβ-1,6体は生成することなく、β-1,4-ガラクトシル-マルトースを選択的に生成するサーモモノスポラ(Thermomonospora)属放線菌が生産する糖化型α-アミラーゼを使用すること、ラクトース並びにガラクトシル-ラクトース、ガラクトシル-ガラクトシル-ラクトース、及びガラクトシル-ガラクトシル-マルトテトラオースからなる群から選ばれる少なくとも1種のガラクトシル-オリゴ糖を優先的に加水分解する酵素を使用して、ラクトース及び上記ガラクトシル-オリゴ糖を低分子化することを特徴とするβ-1,4-ガラクトシル-マルトースの製造方法。
請求項(抜粋):
ラクトース並びにガラクトシル-ラクトース、ガラクトシル-ガラクトシル-ラクトース、及びガラクトシル-ガラクトシル-マルトテトラオースからなる群から選ばれる少なくとも1種のガラクトシル-オリゴ糖が共存するβ-1,4-ガラクトシル-マルトオリゴ糖(以下、原料混合物という)に、β-1,4-ガラクトシル-マルトースを選択的に生成する酵素を作用させて、β-1,4-ガラクトシル-マルトースを製造する方法であって、ラクトースを優先的に加水分解する酵素と上記ガラクトシル-オリゴ糖の少なくとも1種を優先的に加水分解する酵素とを、上記原料混合物又はβ-1,4-ガラクトシル-マルトースを含む生成物に作用させて、ラクトース及び上記マルトオリゴ糖を低分子化する工程を含むことを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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