特許
J-GLOBAL ID:200903093840610938

耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材および二輪車用フレーム材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小倉 亘 ,  小倉 亘 ,  岡田 萬里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-283413
公開番号(公開出願番号):特開2004-115888
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【目的】溶接により溶接部ならびにその熱影響部の耐食性を損なうことなく、耐たわみ性に優れた高強度ステンレス鋼製の自転車,オートバイ等の二輪車に使用されるタイヤリム材またはフレーム材を低コストで提供する。【構成】質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が実質的にFeからなる鋼組成を有し、下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が-31以上-7未満の範囲となるように調整されたマルテンサイト量のフェライト+マルテンサイトの複相組織を有するとともに、表面硬度がHV270以上の鋼板を素材として形作られる。St=100C+30N-0.32γ ・・・・(1)ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量(%)である。さらに0.015%以下のB,3.0%以下のMo,0.10%以下のTi,0.40%以下のNb,0.30%以下のVを1種または2種以上を含有することもできる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.04%以下,Si:2.0%以下,Mn:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Ni:4.0%以下,Cu:3.0%以下,N:0.12%以下を含み、残部が実質的にFeからなる鋼組成を有し、5〜75体積%のフェライトと25〜95体積%のマルテンサイトからなる複相組織であって、しかも下記(1)式で表される鋭敏化指数Stの値が-31以上-7未満の範囲となるように調整されたマルテンサイト量の組織を有するとともに、表面硬度がHV270以上の鋼板からなることを特徴とする耐たわみ性に優れたステンレス鋼製の二輪車用タイヤリム材。 St=100C+30N-0.32γ ・・・・(1) ただし、γは複相化焼鈍後の室温でのマルテンサイト量(%)である。
IPC (5件):
C22C38/00 ,  B60B21/00 ,  B62K19/04 ,  C21D9/34 ,  C22C38/58
FI (6件):
C22C38/00 302Z ,  B60B21/00 C ,  B60B21/00 D ,  B62K19/04 ,  C21D9/34 ,  C22C38/58
Fターム (15件):
4K042AA25 ,  4K042BA06 ,  4K042BA10 ,  4K042CA02 ,  4K042CA05 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA09 ,  4K042CA10 ,  4K042CA12 ,  4K042DA03 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DE03 ,  4K042DE04
引用特許:
出願人引用 (10件)
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